伯父さんの納骨

実は旅行先を奈良に選んだのには訳がありました。
今年初め、奈良に住む母方の伯父さんがなくなったのです。
近くに住んでいなかったため、私は伯父さんのことを直接はよく知らなかったのですが
母のすぐ上のお兄さんなので、母からは伯父さんのことをよく聞いて
知っていました。
敬虔なクリスチャンである伯父さんは凄くまじめな人で
私は母の話を通して伯父さんに好感を持っていました。
伯父さんの家族はとても素敵な家族で毎月○○新聞と言う家族新聞を発行して
送ってきてくれていました。
子供たちも記事を書いてすっごく素敵だなと思って
我が家でもまねをしたけれど
結局たった一回ですぐに廃刊になっちゃいました
絵の好きな伯父さんは休みにはご家族で公園や山に
写生に出かけたそうです。
納骨の後の食事会で伯父さんが書いた絵や作文を見せてもらいました。
水彩画でサラサラっと描いた物でしたが
素敵なものでした。

伯父さんは語学が好きで東京外大に合格したのに
福山からは遠すぎると反対されて神戸大学に進学したこと、
死ぬまで努力を惜しまずフランス語を勉強して２級を取ったこと
など等・・・

とても尊敬しています。

なので
是非納骨に出たかったのです。

調度３月の春休みだったこともあり
思い切って家族で旅行をかねて奈良まで行きました。

私が伯父さんの納骨式に出ている間
子供と旦那は法隆寺に行ってきたようです。
歴史の好きな長男は
「玉虫厨子を見れたよ」と喜んでいました。

私たちは伯父さんのお墓がある信貴山で待ち合わせて
京都に向かいました