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氷月神示 白雪の40

シャルルより皆さんへ

なぜ、足を洗ったかの意味がわかりましたか?
もちろん、別に信じなくてもいいですよ
これは、私の「説」ですから
ただ、これまで私が話してきた(サタン達を清める)ことと、矛盾はしてないでしょ?

(又仮説です)
…私は順に彼らの足を洗っていったが、もちろんユダの足も洗ってやった
彼の足より、サタン達の方がずっとつみ深い事を長年してきたことを、私は知っていたから、なんとも思わなかった
その時のユダの反応は辛そうでびくっとし、しかしわたしを見下ろす彼の目は、崇拝と憎悪との間を行き来していた
…もう少しで彼はありがたい笑みを浮かべそうになったが、私はわざと顔を上げて、じっと真顔で彼を見た
…他の誰とも差をつけない、平等この上ない私情のない、落ち着いた目で見てやったのだ
…それは、彼が迷って、決意を鈍らせないためだった
やり遂げてもらわなくては困る
そんな思いで、私は彼を、しかし暖かな目で見た
一瞬、純情な思いに戻りかけた彼は、私の目に吸い込まれそうな雰囲気になった
しかし私は、すっと視線を落とした
そして、淡々と作業を続けた
まるで、水の中の魚を扱うみたいに
…それは、彼を天から奈落へ落とすためだった
すまんな、○○
「主よ、……」
その時ユダは、そう小さくつぶやいた
今まで、私とわざと親しくなろうと、「先生」としか呼んだことのない彼が、初めて「他人行儀に」、私をそう呼んだのだ
それは、彼の私への決別だった
もう、これ以上、師に振り回されまい、愛情と憎悪とで、苦しむまい、
どうせ、祭が終われば自分は師に会計報告をして不正を叱責され、放逐されることだろう
2度と、師のそばへは行けないのだ
そんなことがあってたまるか?!
自分の人生は、この人無しにはあり得ない、そのお方と引き離されるのは、もうごめんだ、
そして毎日他の者と親しくされるのを見て、嫉妬に苦しむのもごめんだ、
どうか、私1人のためにこの世に師として存在していただければーーー、
ばかな妄念でしょうが、サタンにとりつかれた彼は、苦しみから逃げたのです
そして……

(全て仮説です)

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