唾液腺癌で休職中♪

2009年5月に骨と肺に異常が見つかり、唾液腺癌(腺様嚢胞癌)が発覚。。
そんなyuraの治療と日常です。

だれか車椅子持ってきて~

2009-04-28 00:00:00 | 入院まで
(2009年12月12日に書いています)
いらっしゃいませ
今日もまた過去日記です。

2009年4月28日の日記

一晩寝れば少しは良くなるかと思ったけど
そんなことはありませんでした。

痛いの。もう歩かなくても痛いの。
ちょっと体を動かすだけでズキーンて
頭のてっぺんまで電気が走る感じ

多分だけど、
痛いのが限度を超えると、ほんの少し筋肉が動いただけで
神経や脳が危険信号を出すみたい。過剰防衛みたいに。
痛みを伝える物質が乱発量産されて、とんでもなく痛みを
感じます。ズキーンとくるのが怖くて、もう動く気になれません。

でも医者に行かなきゃ。。。
一刻も早く何とかしてもらいたいんです。
そのために痛みに耐えながら出かけようとしているんだけど
あまりにも痛いので、やっぱ出かけるのやめようかな。。

玄関まで、あと何歩あるんだろ。。。
(一人暮らしのアパートはそんなに広くは無いんですけどね)
歩けないなら、ハイハイして行けば、と思ったけれど
四つんばいでも右足を動かそうとするだけでズキーン、ズキーン・・・・。
痛い足に荷重できないので、まともな方の足を一瞬たりとも浮かすことが
できません。本当にマジで両足ともどちらも前に出せないんです。

一番マシな移動方法は、両足で立って両足同時につま先、かかと
つま先、かかと、と重心を変えながら横へスライド移動して進むことでした。
フローリングなので靴下を滑らせればわりと進めます。

玄関から車までは地獄でした。
外は滑りが悪いので横移動では痛いわりに進みません。
20cmくらいの移動で発狂しそうです。

絆創膏をはがすときは一気にやった方が痛い時間は少ない。
それと同じだ。さっさといこう。
これくらいで死んだりしないって。・・多分。

自分に言い聞かせて勇気を出して一歩踏み出す、・・ズキン。ぎゃ。
壮絶な戦いを繰り返した末に車までたどり着きました。

車は運転できるんです。痛い右足でアクセルを踏むけど
歩くときより全然痛くないんです。
おそらく急ブレーキは痛そうなので、今日はやりません。
無理な割り込みや、飛び出しは、しないで下さいませ。
と、お願いしながら1時間ほど運転して、隣の隣の市の市民病院に到着です。

駐車場の警備員に足が痛いことを伝えると車椅子用駐車スペースに
案内してくれました。玄関スロープに一番近いところです。
さて、どうやって玄関まで行くかが問題です。。
誰かに車椅子を持ってきてもらおう!
診察券に書いてあった病院の代表番号に電話してみました。
こういうとき携帯電話って便利ですね!!

今、病院の駐車場に来ているんですが、痛くて歩けないんです。
で、車椅子を使いたいんですが。と伝えると

「病院の玄関に車椅子があるから、それを使ってください。」

あの、できたら、持ってきてほしいんですが、

「付き添いの方はいないんですか?」

ええ、一人です。

「ここまでどうやって来たんですか?」

・・・・。 車で。


電話の後にすぐ車椅子を持ってきてくれました。
しかも私を乗せて整形外科まで運んでくれちゃいました。
さらに診察券も機械にとおしてきてくれました、どうもです。
こんな電話を受けたのは初めてだそうです。

長くなったので診察は別の記事にします。
読んでいただきありがとうございます
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