唾液腺癌で休職中♪

2009年5月に骨と肺に異常が見つかり、唾液腺癌(腺様嚢胞癌)が発覚。。
そんなyuraの治療と日常です。

ドクターショッピング

2009-04-20 00:00:00 | 入院まで
(2009年11月15日に書いたものです)

ドクターショッピングとは、次々と医者を変える
患者の行動のことですが、
私もそのショッピングをしたうちの一人です。
5人の医師を訪ねて痛みの原因が腫瘍だと分かりました。
症状の原因がわからず困っている場合は、
探し続けるしかないように思います。

探し求めているときは強い気持ちが必要です。
医師に「異常なし」と言われるたびにがっかりしました。
(科学的な証拠が無い限り、痛みを理解してもらえないのではないか?)
(痛みを大げさに訴える人だと思われているのではないだろうか?)
(そもそも本当に異常がないのかもしれない・・・。)
そう思うと、初診料を払ってX線を撮られに行くことを繰り返すことに
抵抗を感じるし、次の医者の敷居はさらに高く感じられました。
痛みの原因が画像に写るまでは、医師との信頼関係は築けず
疑心暗鬼に陥るような感覚がありました。

一人目の医者
内科胃腸科に行きました。どこの医者に行ったらいいのか
わからなかったので看板に色々書いてある医者に行ってみました。
(リウマチ科も書かれていたので整形外科が専門なのかと
勘違いしていました。)
尿検査とX線をとって、「異常なし。」
気になるようなら整形外科へ行くように言われて終了。

二人目の医者
整形外科だけを専門にやっている医者へ。
X線では大腿骨骨頭壊死ではなさそうとのこと。
右足の付け根の骨が薄いのが気になるらしくMRI検査を実施。
MRIを実施した専門医からのレポートに「異常なし」と
書かれていたそうです。
念のためにということで大きな病院へ紹介状を書いてくれる。
(この先生は電気治療が好きで、行く度に患部を温められました。
でも効果は無く、これを受けるように言われるたびに先生への
猜疑心が強くなっていきました)

三人目の医者
紹介状をもって市民病院の整形外科へ。
またX線撮影。持参したMRI画像も見てもらって 言われたのは
「うーん、もうちょっと悪くなってみないとよく分からないな」
でした・・・。素直な先生だとは思うけれど、こんな言葉を聞くために
有休を取って1時間も運転してきたかと思うとがっかりします。
とりあえず経過観察と言われ、また二人目の町医者のところへ
戻りました。

四人目の医者
医者に通うようになってから2ヶ月。とうとう激痛で歩くことが
できなくなり、急遽有休をとって市民病院へ。
前回とは曜日が違うため、別の先生が診てくれました。
診察の後、X線を撮り、骨折などの異常はないとのことで
痛い辺りに麻酔を打たれました。効果は不明。
この日から松葉杖生活がスタートしました。

後日MRIを撮り、骨盤の厚さに左右差があるとのことで
再度、MRI(造影剤使用)とX線と血液検査を実施。
最後のMRI画像は、はっきりと病変が写っていて、
このMRI画像を持って骨腫瘍専門の先生(五人目の先生)のいる病院へ
行くことになりました。

数人の医師を訪ねて診てもらうというのは滅多に無いことだと思いますし
勇気も労力もいる作業です。
でももし、納得できずに困っている人がいたら
勇気を出してドクターショッピングをしてみてもいいと思います。
医師には得意不得意があります。
検査の種類や方法で真実が見えていない場合もあります。
一人の意見だけではなく数人に聞いて納得できる治療に結び付けてください

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