元(モンゴル)の領土の広がりを示す資料を提示。
教室背面に掲示してある世界地図と併せて、
元がどれだけ巨大な国だったかを確認する。
子どもたちが「こんな大きな国の王は誰だったのだろう?」
とつぶやいたところで、
フビライの肖像顔を提示、紹介する。
そして当時の執権北条時宗との国書のやり取りを確認し、
=====================
北条時宗は、フビライの使者を
二度とも斬った(殺した)
=====================
というところで、既に子どもたちの思考はクライマックス!
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
そ ん な こ と し た ら
絶 対 に 攻 め て く る じ ゃ ん っ !
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
すかさず、蒙古襲来絵詞の読み取りへ。
どちらが日本軍で、どちらが元軍か確認し、
それぞれの戦い方の違いについて読み取らせる。
==============
・「集団戦法」対「個人」
・爆弾(てつはう)
・毒矢
・小型の弓
・軽装
==============
など、様々な情報を読み取った。
その後、元軍と日本軍どちらが勝利したかを予想させた。
丁度半々に意見が分かれた。
日本が勝利したことを告げると、子どもたちは一様に驚いていた。
今回のメインは、その勝利の理由を調べさせること。
==================
なぜ、日本軍が勝利できたのか、
その原因を調べましょう。
==================
子どもたちは教科書から「暴風雨」の記述を探し、
それを理由として挙げた。
並行して、博多湾の防塁や元軍の進路についても確認。
ここでさらにもう一枚の資料を提示。
これはサークルでお世話になっているT先生の
「授業に学ぶ(第7集)」から頂いた資料だ。
==========================
元軍が、寄せ集めの軍隊だったこと
短期間でたくさんの船を大量に作ったこと
3000隻分の木材で4500隻の船を造っていること
作っているのがモンゴル人ではないこと
==========================
などの情報を読み取りながら、
元軍が一枚岩の軍隊でなく、
日本軍が粘り強く戦ったことで、撃退できたことを
おさえた。
(しかし、これは正直難しかった。
鍛えに鍛えたT先生のクラスであれば読み取れた資料であったが、
我がクラスは何度かヒントを与えなければ、ちょっと厳しかった・・・。
鍛え方が足りないと、反省した。)
そして、最後に、ご恩と奉公の関係に戻り、
ご家人が褒美をもらえなかった理由、背景を考え、
それによってどんなことをご家人たちが考えたかを予想させ、
授業のまとめとした。
※
この場面の流しは、本当にいろいろなパターンがある。
この指導展開ももう少し吟味すれば、すーっと流れて、
最後の板書ももっと丁寧に書くことができたのだと思う。
やはり教材研究が足りなかった。
反省である。
本当は、この蒙古襲来絵詞で、
====================
蒙古軍のイラストが後から描き足された。
====================
ということを基に、授業を組み立ててみたかった。
(蒙古軍と、朝鮮軍は明らかに線のタッチが違う)
しかしその説には二つあり、
・竹崎季長があとで描き足させた
・江戸時代に描き足された
どちらの説でも授業が成り立つようにするには、
ちょっと教材研究の時間が足りなかった。
パソコンで蒙古軍をスパッと消すのは簡単なので、
あとはその展開を吟味して、いつかやってみたいと思った。
教室背面に掲示してある世界地図と併せて、
元がどれだけ巨大な国だったかを確認する。
子どもたちが「こんな大きな国の王は誰だったのだろう?」
とつぶやいたところで、
フビライの肖像顔を提示、紹介する。
そして当時の執権北条時宗との国書のやり取りを確認し、
=====================
北条時宗は、フビライの使者を
二度とも斬った(殺した)
=====================
というところで、既に子どもたちの思考はクライマックス!
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
そ ん な こ と し た ら
絶 対 に 攻 め て く る じ ゃ ん っ !
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
すかさず、蒙古襲来絵詞の読み取りへ。
どちらが日本軍で、どちらが元軍か確認し、
それぞれの戦い方の違いについて読み取らせる。
==============
・「集団戦法」対「個人」
・爆弾(てつはう)
・毒矢
・小型の弓
・軽装
==============
など、様々な情報を読み取った。
その後、元軍と日本軍どちらが勝利したかを予想させた。
丁度半々に意見が分かれた。
日本が勝利したことを告げると、子どもたちは一様に驚いていた。
今回のメインは、その勝利の理由を調べさせること。
==================
なぜ、日本軍が勝利できたのか、
その原因を調べましょう。
==================
子どもたちは教科書から「暴風雨」の記述を探し、
それを理由として挙げた。
並行して、博多湾の防塁や元軍の進路についても確認。
ここでさらにもう一枚の資料を提示。
これはサークルでお世話になっているT先生の
「授業に学ぶ(第7集)」から頂いた資料だ。
==========================
元軍が、寄せ集めの軍隊だったこと
短期間でたくさんの船を大量に作ったこと
3000隻分の木材で4500隻の船を造っていること
作っているのがモンゴル人ではないこと
==========================
などの情報を読み取りながら、
元軍が一枚岩の軍隊でなく、
日本軍が粘り強く戦ったことで、撃退できたことを
おさえた。
(しかし、これは正直難しかった。
鍛えに鍛えたT先生のクラスであれば読み取れた資料であったが、
我がクラスは何度かヒントを与えなければ、ちょっと厳しかった・・・。
鍛え方が足りないと、反省した。)
そして、最後に、ご恩と奉公の関係に戻り、
ご家人が褒美をもらえなかった理由、背景を考え、
それによってどんなことをご家人たちが考えたかを予想させ、
授業のまとめとした。
※
この場面の流しは、本当にいろいろなパターンがある。
この指導展開ももう少し吟味すれば、すーっと流れて、
最後の板書ももっと丁寧に書くことができたのだと思う。
やはり教材研究が足りなかった。
反省である。
本当は、この蒙古襲来絵詞で、
====================
蒙古軍のイラストが後から描き足された。
====================
ということを基に、授業を組み立ててみたかった。
(蒙古軍と、朝鮮軍は明らかに線のタッチが違う)
しかしその説には二つあり、
・竹崎季長があとで描き足させた
・江戸時代に描き足された
どちらの説でも授業が成り立つようにするには、
ちょっと教材研究の時間が足りなかった。
パソコンで蒙古軍をスパッと消すのは簡単なので、
あとはその展開を吟味して、いつかやってみたいと思った。