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産業の発達と暮らしの変化

2010-10-21 | 授業記録
導入
日清・日露戦争前後の学習を終え、その影響は
人々の生活にとってどんなものだったのかを想像させる。

そして、課題を設定。

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戦争のあと、産業や人々の暮らしは
どのように変わったのだろう。
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一通り予想させた後、読み取り。
今回は八幡製鉄所と、製糸場の写真を活用。

二つの写真をじっくり読み取り、
また教科書本文資料と照らし合わせながら
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重化学工業
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軽工業
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という産業の発達にまとめさせる。



また、人々の生活の変化についても調べさせる。
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・ガス電気
・バス
・西洋風の建築
・デパート
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何が一番嬉しいか?
という質問も、やはり盛り上がる。

しかし、良いことばかりではなかったことも伝える。
急速な工業の発展による弊害もあったことを調べさせる。



足尾銅山鉱毒事件の田中正造や、米騒動についてまとめる。
公害問題については子どもたちも敏感だった。
自然に囲まれた環境で生活しているので、
その環境が壊されるのは、やはりかなり嫌なようだった。


学習のまとめとして、
生活の変化や産業の発達、そしてその弊害について
感想を書かせ、終了。

45分にぴったりと収まった。

今回は都合で教科書資料オンリーで流した。
未熟な自分の授業力でもなんとか流れた。
やはり教科書はよくできている。
それだけできっちりと授業はできる。
子どもたちの学習意欲も45分続いた。

まずは教科書をしっかり使える実力を持った上で、
いろいろな資料を持ち込んでの授業をしなくては・・・
と改めて思った。




50年かかった条約改正

2010-10-21 | 授業記録
ノルマントン号事件から入る。
一昨年作製したデジタルコンテンツを活用。


日本人が25人全員死亡して、
ボートに乗せなかったイギリス人船長の裁判のくだりは
やはり盛り上がる。

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なぜ、無罪なんだ?
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不平等条約のせいだ
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はやく改正しろ
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と子どもたちは意見を出す。

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でも、条約の改正って
どうするの?
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と投げかけると、子どもたちは、
「え?」と考え込んでしまった。
そして、いろいろと予想を言い始めた。

課題を
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不平等条約の改正は
どのようにして行われたのだろう
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とした。





今回のキモはデジタルコンテンツによる年表作成。
条約改正までの出来事を調べて行きながら、まとめていくと
自然に年表が完成する構成にした。


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・岩倉使節団
・鹿鳴館
・日清戦争
・日英同盟
・日露戦争
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などを振り返りながら、まとめ、
自然と年表が完成して行く。
それぞれの出来事の相関関係も分かる。



そして、条約改正の過程で、
・睦奥宗光
・小村寿太郎
にも触れ、簡単なエピソードを伝え、記憶の定着を図る。



余計な活動も多かったため、授業はすこし濁った。
そして最後の課題のまとめまで時間を取れなかった。

反省である。