枕草子の枕

気になる出来事

生涯の親友

2016年01月17日 | 日常
昨日ランチを一緒にしているとき。

留学生のカモメちゃん(20歳)に質問された。

(ホストファミリーをしている腹心の友アンちゃんと)「いつ出会ったのですか? 

何年来の友達なんですか?」と・・・



私:「18歳の時、大学一年の時初めて出会ってから。以来ずっと大親友。

だからえ~と、かれこれ・・・んん~十年!!

ギョエッ! いつの間にか長い長い年月が過ぎちゃったねぇ! 」



カモメちゃん:「どうしたらそんなに長く best friend でいられるんですか?」って、

たどたどしいのがとってもキュートでカワイイ日本語と流暢な英語でさらに聞かれる・・・


私:「親友でいる秘訣ってこと? You know, she is very very nice personでしょ。」

she is very wonderful person. you know,
wise and compassionate. I'm proud of her.
She is the great close friend in my whole life. My best friend!! 答えになってないか。

そしたら、DAIGO風にBFLねって。 (Best Friend For Lifeかな)



ったら、アンちゃんも間髪いれずに、私のこと人柄がステキだから!!

っていってくれて、私はただただ恐縮するのみ・・・・




だって私は






昨日、今日、大学センター試験の問題が新聞に掲載されている。

なんとなく国語や英語を解いてみながらツラツラ思いだす・・・



私たちの時は共通一次だったけど、

もっと踏ん張って脳みそから血が出るほど勉強していたら・・・違う人生が・・・

なんて考えながら。






私は大学受験の結果にやさぐれていて、何かに反発し、人生すべてに傷心し、絶望し、ふてくされ

そして、なおかつ傲慢なとってもいやな心を持っていて、心が腐っていて

何もかも投げやりになっていた。この世の終わりとばかり思っていた。



偽りの仮面をかぶっているのか、飼いならされて去勢されちゃったような、

バブリー時代のノーテンキに仲間ごっこしてるおバカちゃんばっかりの

学校になんて行ってられっかっみたいに思ってた。

そんなスタンスだから、大学なんてちっとも楽しくなかった。(自分が一番愚かなのにね・・・)



でも、そんな中、なんとなく何か・・・、彼女も何かに反発しているような気配がする・・・

そんな子が一人だけいるって思ったのがアンちゃん。



彼女こそ、こんなとこにふつりあいな、超高偏差値、賢すぎるシャープな人。

当時の私が思ってた言葉で云うと「掃き溜めに鶴」「竹やぶの中でひときわ輝くかぐや姫」

(私は掃き溜めの腐った生ゴミだったけど・・・)







無駄な大学時代って思ってた・・・







でも当時はバカげた無駄の時代と思ってたけれど、

それがなければ、知り合わなかった

お金はらったって絶対に手に入らない、貴重な貴重なものを手に入れた。


B・F・L









受験生のみんな、試験頑張ってね。





そして、どんな結果になろうとも、今は思い通りにならなくても、

今の、この先にはもっともっと素敵なものがあるかもしれないから

腐らない、あきらめない、人生を放り投げない。



立ち止まってじっくり目を凝らして周りを眺めてみると

人生捨てたもんじゃない。




素敵な人と出会えたり、素敵な事が広がってる。














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