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茨城のスローフード

常総地域の食に関する情報。ホームページも見てね。

富士宮焼きそば

2014-10-16 05:00:00 | 県外のスローフード
先日、知人に、土産でいただいた商品。

マルモ食品工業の『富士宮やきそば』です。
ご当地グルメで有名ですが、具体的な特徴を把握していませんでした。

いただいて、後でゆっくり食べようと思っていました。多少、古くなっても麺なら大丈夫だろうと。
しかし、よく見ると、「肉が入っているじゃねーか。」

「富士宮やきそばの特徴は、豚の背脂を絞ったかす、通称「肉かす」と、静岡おでんで有名な「サバブシ、
イワシブシ」を大量に乗せる。

麺自体も、水気が少なく、保存性が高いという。なお、「富士宮やきそば」は、「NPO法人まちづくり
トップランナーふじのみや本舗」の商標であり、同団体の認めた製法の物にしか使えない。
具体的には、富士宮市内のマルモ食品工業、曽我めん、叶屋、木下製麺所といった製麺所で作られている。

肉かすを、よく刻んで、フライパンに入れ、水少なめで、野菜の水分で解す。野菜は、カット野菜だ(笑)。
なかなか良い出来で食べられました。

ソースは独自なのか判断できませんでした。
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廣榮堂の『きびだんご』

2014-01-27 06:00:00 | 県外のスローフード
先日、職場で、とある方から戴いた岡山土産。
食べる前に調べてみる。

戴いたのは、廣榮堂(こうえいどう)の元祖きびだんごですけど、
もう一社あるね。広栄堂武田
どちらも創業が安政三年(1856年)で、社長は武田姓。
本社はどちらも、岡山市中区。

これ以前紹介した、珍来と同じパターンか?
規模的には廣榮堂の方が大きく、社長は、「武田 浩一」って書いてある
会社案内に、広栄堂武田の記載は無し。

広栄堂武田の場合、会社案内が無く、社長では無く代表者に、「武田 一平」
とある。こちらも長男っぽい名前だから、分裂したの今の二人の代じゃない
のかな?。

『きびだんご』は、創業当時から売られていて、今の形になったのは20年
くらい前のようです。

軟らかい小さな団子が個包装で10個入っています。
それぞれが可愛らしい袋です。135gとあるから、一個あたり、13.5g。

独特の風味です。それが何に由来するか見当も付かない。
原材料は、砂糖、水飴、餅粉、麦芽糖、きび粉・・・。この「きび粉」が肝なのかな。

桃太郎の話が載ったリーフレットが入っていました。

美味しく完食させて貰いました♪。
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ヱスビー食品の『ホンコンやきそば』

2014-01-23 19:29:48 | 県外のスローフード
ちょっと前に、職場の同僚が仙台に行った折に、生どらを買ってきて
貰って記事にしました。

ウィキペディアで、北海道と大分と宮城の一部に限定されている即席麺
『ホンコンやきそば』も頼んでいたのですが、get出来ませんでした。

この同僚の親戚で、北海道在住の人がいて、仙台で見かけなかったので
見たことがあるかと聞いて貰ったところ、あるよーという回答を貰いました。

ご丁寧にも、現物を送ってきてくれたそうです。5食1パックをお裾分けして
貰い、たまたま一月上旬に実家に帰ったとき、古河の丸満の餃子を余剰に
買ってあったものを、お返しに送っといてと渡しておきました。

さて、待望の『ホンコンやきそば』は、1970年代に、ヱスビー食品が全国で
販売しました。そして売れ行きは芳しありませんでした。

似たような経緯を辿ったもので、サンヨー食品の『アラビヤン焼きそば』があります。
やはり、70年代に登場しています。

どちらも、売れ行きは芳しくなかったものの、特定地域でバカウケ(笑)
『ホンコンやきそば』は、北海道、大分県、宮城県の一部で、『アラビヤン
焼きそば』は、茨城県と千葉県の一部、利根川沿岸限定で販売され続けていました。
あれから、40年、『アラビヤン焼きそば』は2009年より再び全国区へ。
『ホンコンやきそば』は羽ばたく気配はありません。

袋の即席麺の焼きそばは、油で揚げた麺を、少量の鍋の中で沸騰させた湯に入れ
解しながら、水気が無くなるまで炒めます。まるか食品のカップ焼きそば
『ペヤングソース焼きそば』をこの方法で調理すると、滅茶苦茶美味いです(笑)

思えば、ペヤングが、両者を駆逐したのかもしれませんね。

このジャンルは、日清の焼きそばや、ヤクルト食品の麺許皆伝シリーズぐらいしか
無いので、もともと人気ジャンルでは無いのかな。

『ホンコンやきそば』の最大の特徴は、エースコックのカップ焼きそば『JANJAN』
シリーズのように、麺にソースが練り込んであります。そのため、野菜や肉を
加えるときにソースで味付けが出来ないという問題があります。

かなり味は薄めです。胡麻とアオサの入った小袋が付いています。
この物足りなさは、70年代ってことなのでしょうねぇ。

ヱスビー食品は、販売者になっており、製造者は不明です。中華料理のイメージの
ようですが、さば節や昆布エキス、煮干しエキスなど和風な味付けになっています。

ネット通販でも買えるんですが、ケース単位、九州や北海道なんで送料が高く付く。

麺は84gです。

一食食べたけど、果たして具材は何が合うのか・・・後4食じっくり楽しみます(笑)
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タムラパンの『木の葉パン』

2014-01-19 06:00:00 | 県外のスローフード
本日より通常運転・・・。

先日、佐原に住んでいたくせに、「木の葉パン」を知らない輩がいたので、
ちょうど鹿嶋のスーパーセイミヤにあったものを購入。その輩は「へぇー」で
終了(笑)。

以前にも書いた記憶がありますけど、良い機会なので改めて記事にします。
価格は420円だったかな。7個入りです。

「木の葉パン」は銚子の有名な銘菓ですが、成田や佐原の菓子メーカーも
作っていますが、バッタもんです。やはり、銚子のもので無いと(笑)。

タムラパン(田村製菓)は、大正時代から続く老舗です。

同社のブログには、
「タムラパンは、初代が大正時代に東京・銀座木村屋等で修行し、
約90年前に銚子に開店いたしました。」

とあろます。この頃には、木の葉パンは誕生したようです。
パンと言ってもクッキーに近い。味はマドレーヌに近いか。

閃いたんだけど、これって、ひょっとすると、当時のオリヂナルにに近い
「甘食」なのではないでしょうか?
明治大正時代のパンって、どんなんだったのだろう。勝手に固かったのでは
と思っているんですけど。

機会があったら店の人に聞いてみたいですね。果たして80年前のことが
判るか疑問だけど。

木の葉パンのラベルの筆記体の文字は、タムラ=Tmrでしょうか?

店でも買えます。

□タムラパン
□住所:千葉県銚子市植松町2212-2
□電話:0479-22-6541
□営業時間:10:00~18:00
□定休日:木曜(臨時休業あり)
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栃尾の油揚げ

2013-11-10 06:00:00 | 県外のスローフード
三連休に出かけていたのは私だけでは無い。

職場で、新潟土産をいただきました。
栃尾の油揚げです。

外観は生揚げ(厚揚げ)のように厚みがありますが、油揚げなので
中はスカスカ。

佐藤豆腐店という有名どころのものらしいです。
一応、言われたとおり、オーブントースターで、表面をカリカリに焼いて
醤油をジュッとかけていただきました。

このスポンジ状の生地に染み込んで良い感じ。
栃尾には、このような通常の3倍くらいの厚みのある巨大油揚げを
製造販売する豆腐店が沢山有るそうです。

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シベリア

2013-10-24 08:19:28 | 県外のスローフード
このお菓子は、カステラに羊羹を挟んだもの、と定義されます。
このため、羊羹カステラの別称があるそうです。

ただし、羊羹もカステラも手間暇がかかるので、カステラがスポンジケーキに
羊羹が、ただの餡に劣化した(←言い方が酷い)バージョンもあります。

写真の山崎製パンのものは、カステラがスポンジケーキに劣化したタイプ。
わざわざ、「スポンジケーキにようかんをサンドした製品です」と
但し書きが付いているのは、こだわる人が居るのでしょうか。
分類は、洋生菓子になっていますね。

最近スーパーでよく見かけると思ったら、映画『風立ちぬ』の作中で登場し
再認識されているそうな。

WIKIで確認すると、「シベリア」は、「シベリヤ」とも表記され、歴史も
由来も解明されていない謎の多い菓子で、大正時代には存在したようです。

東日本の、ミルクホール(今の喫茶店?)やベーカリーで提供され、
人気のある商品だったようです。

ネットであふれている記事には、

日露戦争に従軍した菓子職人が作ったとか、
シベリアの凍土(カステラ)とシベリア鉄道(羊羹)に見立てたとか、
日本の亡命したロシア帰属の娘が故郷を思って作ったとか、
バラエテイー豊かな由来が紹介されていて、これをネタに研究している人が
いるのも頷けます。

これ羊羹が、栗羊羹になったりと、進化の兆しが見えないのも面白いですね。
これで単体で完結し、劣化しつつも生き残る、不思議な菓子です。

再認識されているとはいっても、イオンで大量に売れ残っているし、
ものがものだけに、普通の菓子パンより賞味期限が長いけど、また廃れそうだ。


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品川巻

2013-08-12 07:00:00 | 県外のスローフード
「品川巻」とは、いわゆる海苔巻き煎餅です。小さい棒状の煎餅に
海苔を巻いたもので、江戸時代から親しまれている米菓です。

市町村の名称もそうですが、東京都の行政区は、旧宿場町の名前を
つかっているものもあります。大部分は区制スタートで新規に作られた
造語ですが。

品川区や板橋区、江戸時代には品川宿、板橋宿がそうですね。
品川は、品物が河を行き来する様子から興った名前らしいですが、
目黒側の最も下流に位置します。余談ですがJR品川駅は港区にあります。
京急本線の北品川駅の方が南にありますが、これは品川区内で北に位置すると
言うことだと思います。

下流と言うことは海に面しており、海産物が豊富で、特産の海苔を煎餅に
巻いたスナックのような感覚だったと思います。

ちなみに、アサクサノリは品種名です。ここで採れた物もアサクサノリです。

残念ながら、品川巻きと名を打っても、輸入海苔、輸入米ばかりになって
しまいました。

純国産なら高いでしょうねぇ。
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針谷乳業の『おいしいレモン』

2013-05-23 22:03:51 | 県外のスローフード
知人が宇都宮に遊びに行った折に、「電話で土産は何が良い?」と
聞かれたので「針谷のレモン牛乳」と答えたら、買ってきてくれた。

レモン牛乳は、栃木県を代表するスローフードで、無果汁のレモン風味の
甘い牛乳加工品です。関東乳業が戦後、間もない時期に販売したのが
始まりらしいです。

廃業した関東乳業から商品を受け継いだ、栃木乳業では『関東・栃木レモン』、
今回買ってきて貰った針谷乳業は『おいしいレモン』が商標です。

写真は、姉妹品の『おいしいメロン』です。

カワチ薬品などで、栃木乳業のものを大分前に飲んだ記憶ですが、
味は変わらないと思います。こっちの方が甘みが強いかというのも
気のせいでしょう。

知人は針谷乳業の会社前の自販機で買ったそうです。レモン牛乳に比べて
圧倒的にシェアが低いので探すのは大変。良く手に入れてくれたと感謝。
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漬物ステーキ

2011-10-23 10:45:44 | 県外のスローフード
岐阜は遠い。なんども、行きたいと思っていたけど、金も時間もない。知人が同窓会のようなもので出かけることになりました。渡りに舟だったのは、行き先が、今や全国一の面積、東京都と同じ面積を誇る(でも人口は10万人)の高山市。

前から興味があった、漬物ステーキ、レトルトものがあるのでは?と思い購入を頼んでおきました。

そして、やってきました、漬物ステーキ。
漬物ステーキとは、岐阜県北部の飛騨地方の郷土料理です。特産の赤カブ、野沢菜、白菜などを刻んで塩と醤油で漬けた『きり漬け』を使います。これは、おそらく、「切り」を当てて、漬け野菜を、食べやすい大きさに切り刻むことが由来と考えられます。
郷土料理と書きましたが、少し定義に難があります。漬物ステーキは、フライパンなどに、油(ステーキなのでバターが良い)をしいて、加熱後、きり漬けを放り込んで炒めます。醤油などで味を調え、最後に中央に寄せて、溶いた卵を周囲にかけ固まったら完成。非常にシンプル。
ステーキという呼称、バターやサラダ油を使うことから、登場は近世以降なのかなと思います。使っている素材は全て塩分が強いので食べ過ぎないように注意が必要です。200g全て調理して、昼食に御飯と一緒に食べていたのですが、ふと、この事に気づいて、半分残して、夕食に残しました。漬物は普通200gも食べません。

今回使用したのは、高山市の若宮食品、200gパック詰めです。もちらん、このまま、漬物としたり、お茶漬けに利用することも出来るようです。
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へぎそば

2011-09-27 07:00:00 | 県外のスローフード
先日、神栖市の土合地区に行った時、スーパー・フーデリアで買ったもののひとつです。新潟県の自然芋そばさんは、私が年に数回、通販で利用している製造販売会社です。

正直、茨城県内で販売しているとは知りませんでした。今回の購入品は『越後伝統へぎそば・自慢ののどごし』、270g(90g×3)です。

本来の意味は、「板そば」と同じと考えて良いと思います。大きな四角いお盆に、わんこそばのように小分けしたそばを並べて盛りつけます。

「へぎ」は「片木」と書いて、このお盆の名前のことです。ただ、江戸時代後期にに確立した新潟県、越後地方のものは、そばを打つときに、つなぎに、海草の一種の「布海苔」を使います。そのためか、麺が若干緑というか青っぽいのが見た目でも解ります。茹でると、より鮮やかになります。この青は、赤い布海苔を銅鍋などで、銅イオンを作用させてでる色で、普通の鉄鍋などでは茶褐色で見栄えが悪いようです

茹でていると、磯の香りがするような気がします。食感はツルツルです。美味しいけど高価です。直販では315円です。

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