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茨城のスローフード

常総地域の食に関する情報。ホームページも見てね。

油伝味噌の『豆腐田楽』@栃木県栃木市

2017-05-16 05:00:00 | 県外のスローフード
続いては、油伝味噌へ。
「あぶでんみそ」と読みます。駐車場有り。
こちらは、有形文化財に登録されている土蔵の一角が店舗で、味噌田楽が食べられる。
中々古民家っぽくていい雰囲気。壁には手書きのメニューが貼られている。

田楽は目の前で焼いて、熱々が食べられる。
カウンターでは、同社の味噌も買える。販売の味噌は1kg600円ぐらいから。

こちらで、二串400円の豆腐田楽を注文。田楽は3種類、豆腐・里芋・蒟蒻で、400円、380円、320円。一串ずつの盛り合わせは530円。
ラムネ180円や甘酒200円、ビール中600円、は市販品っぽい感じがするけど、コーヒー320円や地酒400円などは判断が難しい。

3種類の田楽は、それぞれ違う味噌が塗ってある。
私が食べたかった豆腐田楽は、揚げてはいないみたい。横から見ると表面が層になっているけど、これは衣じゃなくて焼いたことで皮みたくなった物だと思う。
一口では食べられず、やっぱり崩れてしまったけど、食べ方にコツがあるのかなぁ。

今後も、豆腐田楽は、どんどんチャレンジするつもり。


住所:栃木県栃木市嘉右衛門町5-27
電話:0282-22-3251
営業時間:11:00~16:30
定休日:火曜
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紀伊國屋の『手火山燻製鰹節』@鹿嶋市

2017-05-07 05:00:00 | 県外のスローフード
紀伊國屋は、潮来と鹿嶋にあるんですが、潮来店は行ったこと無いし、鹿嶋店の店主に尋ねたことも無い。
定期的に職場の茶を買っているわけですが、こだわりのアイテムが不定期に登場するのが、この店の良いところ。

一月前に、茶を買いに行ったときに、奨められて買ったものを開封。
なるほど、風味が良いね。

「手火山」は「てびやま」と読んで、静岡県の伝統的な鰹節。一般的な鰹節は、遠洋漁業で獲った後に、凍結して陸に運ぶ。
加工するには解凍の手間がある。そして、この段階で鮮度や風味が落ちる。

「手火山」は、一本釣りの近海漁業で冷凍せずに加工する。350年の歴史がありますが、伝承者は少なく貴重な物。
紀伊國屋は静岡茶なので、縁があって安く仕入れられるみたい。ただし、10月から11月に一度入荷するだけ。
節で買うと高いので、鰹節にしたものを購入。50gで350円。

卵かけご飯を推奨されたけど、贅沢に、卵かけご飯用の出汁醤油だけで、ご飯に一緒に掛けたけど、風味が良い。
ひとりだと50gは、ちょっと多いな。鮮度が落ちる前に使い切れるか。

どこのかとは言わないけど、大盛りで100円前後で売られている売られているカップ焼きそばがあるんだけど、
味はイマイチ。量はあるんだけど。これに贅沢に入れてみたけど、焼きうどんになってしまった。

使い切る前に卵を買ってこなきゃ。
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村上カラシレンコン店の『からし蓮根2本入り』

2017-03-03 19:55:59 | 県外のスローフード
先週の金曜日、ふとベイシア神栖店に立ち寄ると駅弁フェアをやっていました。
関連性は不明ですが、熊本フェアも同時開催。

職場で九州出身者が何人かいて、彼らはベイシアの広告をみて、近所のベイシアに突撃(笑)
彼らは『からし蓮根』が大好き。『からし蓮根』は、熊本県の郷土の味です。れんこんの産地としてトップの茨城県では作られていません。
一説には、品種の特性が合わないとも言われています。関東系と関西系で、れんこんの品種が違います。

ベイシア石岡店、玉造店、私の立ち寄った神栖店。
何故か手に入ったのは、私の立ち寄った神栖店のみ。二人が、別々の二つの店舗に行って空振りだった・・・

『からし蓮根』は、和芥子と麦味噌を混ぜた物を穴に詰め込んで、ウコンの混ざった小麦粉をまぶして天ぷら?にした食べ物で、当然熱々が美味しいので
市販品は温めて食べるのが正解。この品種の外見を知らないので、芥子を詰めるための切り口からは本の大きさは判らない。輪切りにして提供される。
今書いた通り、穴と外の輪郭部分は共に黄色になりますが、辛いのは穴だけ。

初めて食べたんだけど、イメージですかね。辛くて食べられないかと思ったら、味噌が辛さを緩和しているのか、思ったよりマイルド。でも、油断すると鼻にツーンとくる(笑)
これ美味しいな。高校の修学旅行で九州行ったんだけど、チャンポンと明太子しか食べていなかった。これ知っていたら、間違いなく土産に選んでいたなぁ。

メーカーは、村上カラシレンコン店とありますが、ホームページは無いみたい。今後は広告も精査して、企画があったら、また買ってみようと思う。
そういえば駅弁には目もくれなかった(笑)
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2017年2月26日遠征 その5 かごや商店の『こぼれ梅』@千葉県流山市

2017-03-01 19:43:05 | 県外のスローフード
今回の遠征の最終目的地、千葉県流山市のかごや商店です。

流山市は、江戸時代より『味醂(みりん)』の産地として栄えました。
何カ所か販売店があるのですが、選んだのは、この店。

料理はしないので、『味醂かす』だけを買いに来ました。通称は『こぼれ梅』。様子が梅の花に似ていることから、こう呼ばれるようになりました。
私は運転手でしたので味見はしなかったのですが、同行者達は『味醂(みりん)』を試飲。

度数は14ぐらいで、甘い日本酒といった感じのようでした。この『こぼれ梅』は、味醂を絞った物なので、相当なアルコールを含んでいます。
江戸時代は、おやつ代わりに食べていたようですが、酔っ払います。賞味期限は3ヶ月ほどで、要冷蔵。
食べてみた感じは、そのまま、おやつは私には無理かな。甘さとアルコール分が調和するようには感じない。ただ、これをいつも買っているヤクルトスタッフにあげて、使用感を聞くと
鶏肉に塗って焼くと柔らかくなって風味が良くなったそうです。

平日だと近くのパン屋で、これを練り込んだ商品もあるそうです。こちらでは、ゼリーにしたものもあります。

ホームページには、324円と載っていますが、これよりも小さいサイズが100円ほどで店頭で買えます。小サイズでも一般家庭で数回の料理には十分な量のようです。
目的を持って買いに行く場合は、在庫切れもあるので電話をした方が良いです。

もちろん、味醂も販売していますし、日本酒なども販売しています。

今回はこれでおしまいです。



□かごや商店
□住所:千葉県流山市加5丁目1708
□電話:04-7158-1151
□営業時間:9:00~19:00
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キクの『プチプリン』

2017-01-22 17:34:57 | 県外のスローフード
いろいろ調べてみると、5~6年前には復活していたらしい。
今日、ベイシア神栖店で「のど飴」を吟味していたときに、たまたま気がついた。購入して、慌ててネットで調べた次第。

2010年以前に、駄菓子の製造メーカーである『キク』が廃業したらしく、その看板商品『プチプリン』は永遠に失われたと思っていました。
『プチプリン』は駄菓子屋で買える、20gほど(グリコのプッチンプリンの通常品が67g)の常温保存の一口プリンです。

記憶が定かでは無いですが、前世紀はバラ売りもあったと思いますが、今世紀初頭には2連、4連のものが主流になっていたと思います。

ネットで調べたところ、2012年頃には再販しているようです。何故今まで気がつかなかったのか。ベイシア神栖店ではキャンディーコーナーの隣、駄菓子コーナーでは無かった。
でも、他のスーパーで見ないんだよなぁ。

製造者は、みやけ食品。石川県七尾市に本社があります。
この会社、卵の加工食品に特化した会社で、ミニオムレツには、いつも、お世話になっています。まさかデザートにも進出していたとは。
パッケージも、キク時代と一緒。「キク」のロゴだけ無くなっています。白地にプリンとサクランボのパッケージは良く覚えていて、キャンディー売り場を目で追っていて、
これが視界に入ったときは、びっくりしました。

今となっては「キク」のことを調べる手段がありません。もともと、みやけ食品の系列だったのか、それとも事業を引き継いだのか。
みやけ食品のホームページに、1989年に「七尾工場に於いてレトルトデザート生産の為の第二工場を新設する」という記述がありますが、現在の所、このプリン以外の
デザートは作っていないので、キクが無くなる2007~2010年頃までの20年間、どういうデザートを作っていたのか分かりません。

このプチプリンはの商品ラインナップは、2個入りと6個入りがあるようです。ミシン目で簡単に切り離せます。

「ちいさなおいしさ、変わらぬあの味」とありますが、データベース系のサイトの情報を見ると、だいぶ原材料は変更されているようですが、まあ誤差の範囲なのかな。
良いものが手に入って、良い買い物でした。
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白醤油の行方

2017-01-18 20:24:26 | 県外のスローフード
ここで情報を。
お菓子のニッポーの2月の工場直売は、2月3日と4日だそうです。鎌ヶ谷市の掲示板で情報を求めたところ、返事をくださった方がいました。
有り難いことです。山をはって、10日に休みを取ったのですが、見事に外しました(笑)

とりあえず、土曜日の方は休みが取れそうですが、3日は無理。12月行ったときも、土日に組み合わせる場所が見つからず苦戦。もう少し下調べして、突撃してみようと思います。
鎌ヶ谷や船橋の直売所、平日ばかりは痛いなぁ。

さて、全国で10社ほどしか白醤油の製造元は無いそうです。
千葉県野田市のキノエネ醤油にコンタクトを取ってみました。確実に製造している会社が、近場ではここしか見つからなかったからです。
連絡を頂いて、工場直売はやっていないとのこと。通信販売だと400ml瓶8本か、一升瓶6本の箱売りしかないようです。ですが、取り扱っている小売店を二カ所教えて頂きました。

清水青果店 野田市野田785 04-7122-2757
日野屋酒店 野田市野田278 04-7125-6622

電話で教えて貰ったのは、店の名前だけでしたが、同名の店舗は無いので大丈夫でしょう。妙なことにGoogleは、どちらも隣の店を指示します。
360mlの小瓶を一本から買えるようです。

業務用食材ノダ 稲敷市江戸崎1274-8 029-892-3945

以前行ったときは気がつきませんでしたが、こちらでは、1.8リットルの大瓶のみ購入出来るそうです。

なんとか8本セットを買わずにすみそうなのが有り難いです。
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白醤油

2017-01-02 21:47:27 | 県外のスローフード
仕事場で、私が趣味で直売所巡りをやっているのを知っていて、『白醤油』を近場で扱っているところは無いかと聞かれた。
売られているスーパーなどの小売店でも良いらしい。

正直に「なにそれ?」

聞いたところ、普通の醤油も、大豆と小麦粉で作られますが、八割以上を小麦粉が占め、琥珀色で透明な糖分の多い醤油らしい。
聞いてきた人は、野田には作っている会社があるけど、鹿嶋から気軽に買いに行けないという。

もともとは三河地方(愛知県東部)の発祥で、透明なため、お吸い物などの素材が映えるそうだ。彼曰くに、料亭などの専門の料理人が使うものなので、ひょっとすると、
普通の一升瓶クラスでの販売は無いのかな。仮にあったとしても、ロット単位でも困るとのこと。あくまで家庭で料理に使いたいという。

醤油店や小売店で見かけたら教えてと言うことで話は終わった。

江戸時代の関東の醤油産地は、銚子、土浦、野田。
銚子を代表する、ヤマサ醤油ヒゲタしょうゆのホームページを確認するも、「白醤油」の文字は無し。
香取市のちば醤油もなし。東庄町に、入正醤油があるけど情報無し。

土浦の柴沼醤油醸造は、会社紹介に書かれているけど商品紹介に記載なし。

那珂湊の黒澤醤油店にも、記載は無し。ただ、水産加工業者が製品に白醤油を使っているという記事が散見するので、
地元の醤油店は製造してないのかなぁ。

常陸太田のヨネビシ醤油立川醤油店も記載なし。

野田市のキノエネ醤油が作っているね。この会社のことだね。キッコーマンは無し。

茨城の醤油醸造会社を並べてみる。
沼屋本店(つくば市)、関口醸造(筑西市)、鈴木醸造(桜川市)、玉姫醤油醸造(日立市)、幡谷本店(小美玉市)、清原醤油醸造(龍ケ崎市)、石山清七商店(潮来市)、上ホ醤油(筑西市)、大橋醤油店(古河市)、大久保醤油店(坂東市)

これらで、引っかかる情報は無いので、キノエネ醤油だけかな。
個人的にも欲しくなってきたので、近いうちに行ってみよう。

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おこし

2016-12-07 05:00:00 | 県外のスローフード
『おこし』って和菓子があります。
穀物を加工して、飴で固めた和菓子です。東京銘菓の『雷おこし』は、米を蒸して餅状にした後、焙煎して膨らませる。さらに飴を混ぜてブロック状にする。
材料は違えど、おおよそ『おこし』の作り方はだいたい同じ。

原材料にパフとありますが、これは『puff』という英語が当てられ、「ふわっとしたもの」というような意味になります。米やトウモロコシを加熱+加圧して作ります。
ポップコーンもそうですね。調理中に破裂音がすることから、「ポン菓子」や「爆弾」とも言われます。

気がついたら3種類の『おこし』が手元にあったので、紹介してみる。
ふわっとしたものの意味の材料を使っていますが、飴でコーティングするので堅い。


〇納豆おこし
長島食品(小美玉市)の製品。米系のパフで、以前紹介した、破砕したドライ納豆を混ぜてある。ほんのり納豆風味。

〇抹茶ちょこし
ニッポー(千葉県鎌ケ谷市)で買った抹茶風味のチョコ菓子。堅くは無いです。たぶん、「おこし」に入ると思うんだけど、まあチョコスナックですね。

〇コーヒーおこし
遠山珈琲(千葉県白井市)のオリヂナル商品。甘い「おこし」で、コーヒーの風味がある。ちょっと甘すぎかな。

堅いイメージがあるので、あまり好きじゃ無かったけど、口に入れれば、粉々に広がるので、食わず嫌いだったかな。
バリェーションが増えて、もう和菓子と言えなくなっているのが面白いです。
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小笠原製粉の『キリンラーメン』@愛知県

2015-12-17 05:00:00 | 県外のスローフード
愛知県のスローフード『キリンラーメン』です。
名古屋に出かけた知人に買ってきて貰いました。

写真には『チンアナゴ』とありますが、水族館などのコラボ商品だと名前が変わるようです。
基本的なものが、『キリンラーメン』だそうです。製造元は、1907年創業の小笠原製粉(愛知県碧南市)
地元の材料を使った即席袋麺で、写真の『チンアナゴ・ラーメン』は『キリンラーメン味噌味』と同等品だと思われます。
共通なのは動物の名前が多いのかな。

『キリン』→【醤油】【味噌】【塩】
『イルカ』→【塩とんこつ】
『アザラシ』→【胡麻醤油】
『カレイ』→【カレー】
『チンアナゴ』→【味噌】
『ペンギン』→【シーフード】
『カピバラ』→【ゆず醤油】

オリヂナルグッズも沢山あるようです。

1965年に愛知県東部で販売開始され、1995年に一時休止、2010年再開。この時に、原材料の小麦粉、米粉、
大豆のほとんどを地元産で製造する方針に転換。この会社、製粉会社として北海道産の強力粉も販売しているけど
地元と言うことで、国産の大部分を占める薄力粉なんだと思う。それが麺が柔らかい(コシが弱い)理由だと思う。

風味は、サンヨー食品の、サッポロ一番味噌ラーメンに、かなり近い。添付粉末スープの味や風味、麺の食感など。
麺がかなり柔らかい。これサンヨー食品の特徴。サンヨーも薄力粉なのかねぇ。

素朴で飽きの来ない感じで好み。普段は、ヤクルトラーメンばかりだけど、ヤクルトラーメンはコシがかなり強い。
また誰かに買ってきて貰いたいなぁ。自分では行かない(笑)


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飯借りの酢漬け

2015-11-16 04:00:00 | 県外のスローフード
職場の知人にもらったもの。法事で帰省したときに買ってきたらしい。

「飯借り」は、「ままかり」と読んで、一般名は「サッパ」と呼ぶらしい。ニシンの仲間の小魚。
岡山県の郷土料理に使われる。料理は、この酢漬けが代表的らしい。頭と鱗と内臓を取り除いて、塩を振って1時間ほど置いた後、出汁、砂糖と酢を
合わせたものに、半日つけ込むらしい。アクセントもしくは殺菌目的で唐辛子の輪切りも入れる。唐辛子だと思うんだけど、
岡山県のホームページは生姜になっています。

飯借りは、ご飯が借りてくるほど進むというような意味らしい。正直微妙だね。というか、あまり生魚の漬け物が得意ではないせいもあるんだけど・・・。
まだ残っているので、ちょっと焼いてみようかな。焼いたのを酢漬けにするパターンは、岡山県のホームページに載っているけど、酢漬けを焼くのはどうなるか。

実際問題、岡山県の人はこれどうやって食べているんだろう。あまりおかずにならない気がするんだけど。
他県の郷土料理は難しいなぁ。
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