ミントグリーンの風に吹かれて

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葛井寺の残り藤

2022年04月29日 | 写真

昨日は近鉄藤井寺駅から徒歩5分にある藤の花で有名な葛井寺(ふじいでら)に行ってきましたが、藤まつりは4/16~24で終了していました(^-^;

今年の開花状況を事前にチェックするべきでした・・・毎年5月上旬まで咲いていると勝手に思い込んでいた私の失態です

しかし、見物客がいない分、残り藤をゆっくり観賞できたのでそれはそれで良かったです

南大門の前で団体さんが説明を受けていました

美しい山門だなと思ったら、

昨年(2021年)の7月に耐震補強と朱塗り替えが行われたそうです

現在、阿弥陀堂や菩薩像なども大改修工事中です

仁王様はそのままのようです

良いお顔ですね~

さて肝心の藤ですが、もうほとんど枯れかかっていてきれいな花を見つけるのが困難でした

この葛井寺にはピンク・紫・白の3種類があるそうですが、ピンクが一番先に咲き出すようです

こちらは紫長藤(ムラサキナガフジ)ですが、この種類が一番多いそうです

「藤井寺の市名の由来は、「葛井寺」(ふじいでら)から引用されています。葛井寺は葛井連一族が天皇の仏教興隆政策に積極的に協力したことで、朝廷からの補助を受け氏寺として建立。その後、藤井安基が葛井寺を訪れ、荒廃している様子になげき各地より財を集め再建したのです。そのため藤井安基の苗字をとり、藤井寺と村名を改めたといわれています」ネット記事より

 

開花が一番遅い白長藤(シロナガフジ)がちょうど見ごろで良かったです

高貴な紫と清楚な白、両方楽しみたかったな~

藤が大好きなクマンバチが存在感たっぷりにブンブン飛び回っていました

見事にひっそりしていますでしょ(^-^;

葛井寺のご本尊である千手観音菩薩座像は国宝に指定されており、

唐招提寺、三十三間堂の観音と合わせて「三観音」と呼ばれているそうです

普段は一般開放されておらず見ることはできませんが、毎月18日にご開帳されますので

ご興味のある方はぜひお越しくださいね

私も必ず見せて頂きたいと思いました

お線香が太い!

寝かすのは宗派によるそうですね

真言宗御室派の葛井寺です

この時期の風物詩、青モミジが美しかったです

境内には予想以上にたくさんの藤棚があり、あれがすべて満開だったら見事だっただろうな

と残念でなりませんでしたが、人込みが苦手なので

ひっそり落ち着いた雰囲気のお寺でゆっくり過ごせたことは

ある意味ついてたと前向きにとらえる私でした

逆転の発想は大事です!

2022-04-28撮影