今日は朝からで夜は
の予報。
桜の開花も、もうすぐですが農家は忙しい季節になって来る。以前は麦や菜種を収穫してそれを脱穀、調整して製品にする。
次は田植えの準備、春田起こしをして、種籾の播種など次から次と仕事が待っていた。
とに角、田んぼを遊ばせる事が無かったが、生活は苦しい農家が多かった様に思う。しかし今よりあの当時が、ゆとりがあって、のんびりして、何か豊かさを感じていた。
昨日に続いて、今日は寺島の近くにある身代わり観音に行きました。
家老 大村彦右衛門の墓地にある「身代わり観音」
二代藩主急死の後、その子松千代は二歳で未だ幕府に跡継ぎとして、届けをしていないため跡継ぎと認められず、大村藩取り潰しの危機を迎えた。
そのとき家老大村彦右衛門は、幕府の許可を得る為、松千代と江戸に上ろうとしましたが、松千代が大病にかかり唯一の跡継ぎまで失う危機となりました。
そこで彦右衛門は、我が娘の命を差し出す代わりに、幼君の病気を治すことを、神仏に祈願しました。
その甲斐あってか、幼君の病気は治り、さらに半年にわたる苦心の末ついに相続の許可がおりました。
相続の許可がおり藩内が、喜びにあふれている時、彦右衛門は神仏に誓った通り、わずか三歳の愛児亀千代を、哀れにも刺殺し、神仏にこたえたと言われます。
松千代君の身代わりとして、幼い命を絶った大村彦右衛門の子、亀千代の霊を祀るため、「身代わり観音」が建てられた。