伊東家屋敷の五色塀
建久元年(1190)、源頼朝の重臣、工藤祐常経が、全国33か所に領地を賜りました。
その一つが松原村の百町歩で、現地の管理者として下向したのが、伊東家です。
以後代々八幡神社の別当を勤めています。また戦国時代中岳の合戦で領主、大村純伊が有馬家に敗れた時に、松原浦より脱出する際に手助けするなど、古くから歴史のある家です。
「松原宿活性化協議会」設置の説明文より
現在の建物は、江戸時代に建てられたもので、通りに面した所には、珍しい五色の塀があります。
近くには、江戸時代に建てられた、旧松屋旅館や、茶屋跡、八幡神社などがあります。
茶 屋 跡
八幡神社の門前に茶屋が建てられ、諸大名の小休憩地にあてられた。酒屋も兼ねていたそうです。