ふるさと散歩 大村    

 ふるさとを散歩しながら,見聞した事や感じたことを記録。

ここから、大村氏は始まった。

2008年03月17日 | ふるさとの史跡

 今日はのちの天気で、黄砂が飛来していますが、前回より少ないようです。
 桜の蕾も大分膨らんで、来週の後半には開花が見られそう。大村公園の桜田の堀では、亀が気持ちよさそうに、甲羅干しをしていました。
 天気が良いので、玖島城の近くにある寺島にいって見ました。

 

     亀の甲羅干し?(桜田の堀)

               

                     史跡 寺島


 

       寺 島  大村市の指定史跡になっている。

               

                   門前に架かる太鼓橋


 

   市杵島神社がまつられています


 この寺島は、領主大村氏の始祖、藤原直澄が初めて上陸した場所といわれています。

 大村家の記録に残された伝説によると直澄は、939年瀬戸内海で朝廷に反乱を起こした藤原純友の孫で、伊予国(今の愛媛県)大洲に住んでいました。

 988年に祖父の罪が許され、肥前国の藤津、高木、彼杵の三郡を賜ります。

 994年直澄は、朝永、富永、久門、河野、堀池氏らの家臣を従えて船で伊予国を出発し、大村湾に入りました。途中、大串浦(現在の西彼町)の母衣崎に立ち寄り、軍装を整えて大村へと進みました。

 994年10月8日、大村に上陸したのが、この寺島といわれる。
久原の乙名たちの歓迎をうけ、久原城に入り、以後大村を治めたと云われます。

 今は市杵島神社が祀られています。


       大村市教育委員会設置の案内板より