両生類日記

今日は会えるかな

屍の上を進む - 凄惨な現場 -

2011-06-30 21:40:13 | 生物

楽しいはずの撮影の遠出が一変した。
この水田は、チェーン展開しているスーパーのふれあい交流田。
毎年夏に生産者と消費者が「お米」を通して交流する、いわば安心・安全な稲作の生産地。

この時期に意味があるのか無いのか、中干しが行われていた。
オタマジャクシは逃げ場を失い、さらに照りつける日差しが追い打ちをかける。
この水田で除草剤を撒くのを以前目撃した。
果たして安心・安全な稲作なのか?環境配慮型農業っていったい何なのか?。
生産者には生きものへの眼差しなど無いのか?消費者はこの惨状をどう思うのか?。


中干しされている水田。沢山のオタマジャクシがいたはず。


大量の屍の上を、辛うじて難を逃れたアマガエルが歩く。

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