伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

きのう満月祭が開かれました

2012年10月01日 | 遠野町・地域
 きょう30日午前、昨日の満月祭の後始末を手伝いました。グランドにある小行灯を撤収し、倉庫に運んでしまい込む作業。小行灯の撤収はなかなかきつい作業で、晴れ渡った空の下、汗だくで作業を続けました。

 「いわき遠野歳時記・満月祭」は、遠野町の福島県立遠野高校校庭などを会場に開かれました。前日、暗い中、沢山の方の来場で賑わいました。

 今回で8回目ですが、暗い校庭とサッカーグランドにたくさんの灯籠の光が揺らめく幻想的な雰囲気の中、横笛奏者の鯉沼廣行さんと金子由美子さんの横笛コンサートと上根本・冷水青年会による「じゃんがら念仏踊り」がステージで披露され、地元出店の夜店が賑わい、また、箏曲コンサートと野点が華を添えました。遠野和紙で作った「つきうさぎ」も初めて販売されました。

 台風17号が近づく中、満天を埋めつくす雲の下で開会しましたが、横笛コンサートの最中、切れ間から満月が除き、幻想的雰囲気をさらに高めるコンデション。満月に声を上げる人もいました。

 開会式ではあいさつの機会をいただき、
 「第8回、満月祭おめでとうございます。震災と原発事故から1年半がすぎ、2度目の実りの季節を迎えました。
 お月見は収穫が暗くまで続く季節に、明るく照らしだしてくれる満月に感謝をし、豊作を祈念したものだという説があるようです。
 遠野の各地でも稲刈りが行われ、また山にはキノコもできているようです。無条件に収穫を喜びたいと思いますが、今は測定して安心を確かめ食することが求められている時です。
 早く原発事故が収束し、安心して何でも食べることができる日が来ることを願いながら、きょうの満月祭をお楽しみいただきたいと思います。準備をされた関係者のみなさまに感謝を申し上げ、お祝いとさせていただきます。」とあいさつしました。

 終了後、後片付けを手伝って自宅に帰ったのは10時過ぎ。月は煌々と空を照らしていました。


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