伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

花散らし

2021年04月16日 | 四季
 一昨日降った雨で、土砂置き場として埋め立てられた土地に設けられている素掘りの水路に水がたまっていた。近くの桜、たぶんオオシマザクラから散った花が浮かび、水面を飾っていた。



 この桜の木は、数日前から散り始め、散らした花びらで路面を飾っていた。





 花びら畳のような路面を歩く心地よさは、また格別。

 ここの桜の前に咲いていたのがヤマザクラ、たぶんオオヤマザクラだった。朱い葉っぱといっしょに花が咲く特徴が一致する。



 オオシマザクラが咲き始めた頃には、だいぶ花びらを散らし、水たまりに花びらを浮かべた。





 水たまりは花びらの美しさを表現するだけでなく、この季節あることを教えてくれる。

 14日の降雨で、庭に生じた水たまり。その縁にうす黄色の層が生じていた。



 花粉に間違いない。ヒノキの花粉だろう。

 スギ花粉は3月末までにほぼ終わっている。おかげで花粉症はだいぶ楽になった。しかし、ヒノキ花粉はまだ飛んでいる。いつのシーズンもそうだが、だいたいゴールデンウイーク頃までは花粉症が続くのだ。

 先日の雨、そう4月8日の雨でできた水たまり跡にも、花粉の層が見えた。



 雨が降っても、うす黄色の層ができなくなったときが、花粉症から解き放たれる季節だ。
 朝の散歩に、マスクを付けて出ると、メガネが息で曇ってうっとうしい。そのうっとうしさからも解放される。
 もちろん、散歩道は人はほとんどいない。マスクなしでも、新型コロナの心配はない道だ。


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