理想と現実

先日、我が青森ＴＣＧ倶楽部の会長　ｍｏｈｅｉ.ｎｏ１さんがブログにて謝罪の文章を掲載しました。


オープンクラスの子がレギュラークラスへ参加することについての、自分の考えを述べたいと思います


年齢詐称についての自分のスタンス

・自分の周りの子がレギュラーに参加しようとしていたら止める

・会場で、見知らぬ体の大きな子が、レギュラークラスに参加していても疑わない


誰かを、オープンクラスじゃないか？と疑いをかける基準は、決まって体の大きさ
体が大きいだけで、疑いをかけられた子は（その親も）、とても気分が悪い＜体験談

体の小さな中学生はスルーで、体の大きな小学生が疑われる実情に疑問があるので、会場でどれだけ目立っていても、疑わない事にしています
（顔を知っている子の場合は、話が別）

現実問題として、年齢確認はプライバシーの問題から、実行はおそらく不可能だと考えていますので、会場で疑いをかける事事態、ナンセンスな話だと思っています


それでも疑わざるを得ないのは、現に年齢詐称する奴等がいるから

ただ、そうやって年齢詐称する子が、普段から悪い人達かというとそうではないと考えています


そういった、普段は悪い子じゃない、ルールやモラルを知っている子でも、それを破らせてしまう要因


『ウィナーカード』


このカードのプレミアム化が、そういったモラルすらも捨てさせる原因になっている。
と、個人的に考えています

ウィナー。勝ったこと、勝ち抜いたことを認めるだけであれば、１枚あれば事足りるのに、何枚も欲しがるのは、そこに現実があるから

お金が自由にならない中高生にとって、このタダでもらえる、高額なプレミアムカードの獲得は、他のなによりも優先されるのは間違いないでしょう

カードゲームの宿命といってしまえば、それまでですが・・・


こういった、子供にルール破りをさせる原因になっている（と思っている）、ウィナーカードのあり方を、少し考えねばいけないのではないでしょうか？

ウィナーカード自体はあっても良いと思います。
みんな、これを目指して、日々デッキ調整したりして、精進しているわけですから（そうでない方もいらっしゃるとは思いますがｗ

ひとつには、ウィナーカードを、一人１枚に限定するとよいのではないでしょうか？

上にも書きましたが、１枚あれば、勝ち抜いた事を証明できるわけですし、１枚しかもらえないのであれば、手放し難くもなります（逆に高騰するかもしれませんが、それはそれで

勝ち抜いて１枚獲得した人は、次に参加しなくなって、オープンでも獲得できるチャンスも多くなるのでは？
良いことではないかもしれませんが、勝ちを譲ってくれる人もいるかもしれません


あるいは、オープンクラスとレギュラークラスでは、ウィナーカードを別のものにする

レギュラークラスのウィナーカードは、子供たちが喜ぶカードにし、オープンはプレミアム化しそうな、このクラスでしか手に入らないものにする。とか

そうすると、中高生がウィナーを自慢するのに、レギュラークラスのカードでは自慢できませんよね？
プレミアム化もしないでしょうし


理想は、そういった手段をとらずとも、子供たちがルールを守って、イベントに参加するのが一番ですが、現実の前には無理があります
大人がどれだけ声をあげても、全ての子に届くわけではありません

あくまで個人的な意見ですが、そういった問題に対応する為の、一つの提案として書かせていただきました