いとう大の徒然日記

神栖市を今より少しでも発展させて、次の世代に引き継ぎたい!

首相経験者

2011-05-28 14:57:39 | 国政・県政
自民党の中堅・若手議員を中心とする党改革委員会がまとめた提言案の中に、首相経験者を次期衆院選で公認・推薦しないことが検討課題として掲げられたとのこと。

それに該当する方が何人もいる自民党においては、何とも大胆な提言ですが、確かに、首相まで経験した方がその後に何をやるのか?だったら、首相の時にやっておけば… という感じもします。

(その意味では、小泉元首相の引き際は見事だったと思います。)


一方で、その知識や経験を生かし、国民から求められる限りは議員を続けてもいいのではないか?という考え方もあると思います。

(比例ではなく、選挙区で当選できるのであればということです。)


ここは、まさに個々の判断や考え方になってくると思います。

また、同じ首相経験者でも、「この人にはもう少し頑張って欲しいが、この人はもうそろそろ…」という場合もあると思います。

(だからこそ、”首相経験者”という括りにしたのかもしれませんが…)


いろいろな考え方があろうかと思いますが、最終的には有権者の判断であるべきだと思います。

今回の提言は、それを党としては入口のところで規制しようとするものですが、これはあくまでも自民党内の決め事ですので、立候補しようと思えば他党からでも無所属でも立候補できますし、選挙に強そうな方も多いので、当選できる方もいるでしょう。

(個人的には、功労者に対してはもう少し丁寧な対応をして欲しいとは思いますが…)


いずれにしても、提言をするだけで腰砕けになることなく、前進させることができるだけのパワーがあれば、首相経験者等のベテランたちも、「そろそろ若いものに任せても…」という思いになるかもしれませんね。

(メンバーを見ると、そんなことはないか…)


そういえば、党は違いますが鳩山前首相も、一度は引退宣言をしながら、あっけなくそれを撤回したということがありました。

鳩山さんは、”もう少し…”か”もうそろそろ…”というよりも、”もういい加減にして…”という感じですが…
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