今日は気温も上がって…散歩日和となりました。
続きの文学碑散歩に…出掛けました。
此処犬吠周辺も…他県ナンバーの車で賑やかです。
「灯台登ったよぉ~99段疲れたぁ~!」など様々な声が聞こえました。
白いポストも人気で…思い思いに写真を撮っていました。
集配は一日一回のようですね。
海も穏やかで…気持ちが良いですね。
此処犬吠には…尾張穂草・佐藤春夫の碑があります。
*佐藤春夫 詩碑
明治44年与謝野門下一同と来銚・同年雑誌「スバル」に
この犬吠岬旅情のうたを…発表しています。
ここに来て をななみにならひ
名も知らぬ 草花をつむ みづからの影踏むわれは
仰がねば 燈台の高きを知らず
波のうねうね ふる里のそらには如かず
ただ思ふ 荒磯に生ひて 松のいろ錆でて くろきを
わが心 錆びて くろきを
*尾張穂草 歌碑
穂草(本名 真之介)は 市内黒生町の出身で 尾上紫舟の門下生の歌人
碑の歌は 処女歌集(白砂集)の一首で 22歳の作品です。
昭和36年旧友や…地元有志によって建てられました。
わかれても 故郷の海の あいいろが
目にあり秋よ さびしくあるかな
*源 俊頼歌碑
俊頼(1060年頃に生まれ 1130年頃に死去と推察され
金葉和歌集の選者であったと 言われています)
磐はしる 外川の滝の むすぶ手も
しばしばよどむ 淀むせもあれ
その他にも…松尾芭蕉句碑もありますが余りにも古くて
句碑が読み取れませんので…載せません。
芭蕉が此処を訪れた…と言う記録はありませんので。