輝くあした

毎日楽しく好きな被写体求めて出掛けよう~!

文学碑散歩~②

2015-02-13 | 日々のこと

 

今日は気温も上がって…散歩日和となりました。

続きの文学碑散歩に…出掛けました。

此処犬吠周辺も…他県ナンバーの車で賑やかです。

「灯台登ったよぉ~99段疲れたぁ~!」など様々な声が聞こえました。

 

白いポストも人気で…思い思いに写真を撮っていました。

集配は一日一回のようですね。

 

海も穏やかで…気持ちが良いですね。

 

此処犬吠には…尾張穂草・佐藤春夫の碑があります。

 

*佐藤春夫 詩碑

明治44年与謝野門下一同と来銚・同年雑誌「スバル」に

この犬吠岬旅情のうたを…発表しています。

ここに来て をななみにならひ

名も知らぬ 草花をつむ みづからの影踏むわれは

仰がねば 燈台の高きを知らず

波のうねうね ふる里のそらには如かず

ただ思ふ 荒磯に生ひて 松のいろ錆でて くろきを

わが心 錆びて くろきを

 

*尾張穂草 歌碑

穂草(本名 真之介)は 市内黒生町の出身で 尾上紫舟の門下生の歌人

碑の歌は 処女歌集(白砂集)の一首で 22歳の作品です。

昭和36年旧友や…地元有志によって建てられました。

わかれても 故郷の海の あいいろが 

目にあり秋よ さびしくあるかな

 

*源 俊頼歌碑

俊頼(1060年頃に生まれ 1130年頃に死去と推察され

金葉和歌集の選者であったと 言われています)

磐はしる 外川の滝の むすぶ手も

しばしばよどむ 淀むせもあれ

 

 

 その他にも…松尾芭蕉句碑もありますが余りにも古くて

句碑が読み取れませんので…載せません。

芭蕉が此処を訪れた…と言う記録はありませんので。