徒然草をもう少しくわしく・・
徒然草(つれづれぐさ)は鎌倉時代末期、1330年代あたりに
成立したとされるエッセイ。
全243段の内容は世俗への辛辣な批判からユーモア、
死生観にいたるまでさまざまあり、多岐多様である。
枕草子、方丈記とともに日本三大随筆といわれる。
作者は卜部兼好(うらべかねよし「吉田兼好」)。
京都・吉田神社の神職の子として生まれた。
後宇多天皇に仕えたが、三十代の初め頃出家し、
仁和寺近くの双が丘に住んだ
当時の和歌四天王の一人といわれ、二条派の歌人としても活躍した。
歌人であり、古典学者でもあり、能書家でもあった 。
序段
現代語訳
暇に飽かせて一日中、硯(すずり)に向かって、
思い浮かぶ どうでもいいことをつらつらと書き連ねていると、
妙にばかばかしくなってくるものだ。
徒然草(つれづれぐさ)は鎌倉時代末期、1330年代あたりに
成立したとされるエッセイ。
全243段の内容は世俗への辛辣な批判からユーモア、
死生観にいたるまでさまざまあり、多岐多様である。
枕草子、方丈記とともに日本三大随筆といわれる。
作者は卜部兼好(うらべかねよし「吉田兼好」)。
京都・吉田神社の神職の子として生まれた。
後宇多天皇に仕えたが、三十代の初め頃出家し、
仁和寺近くの双が丘に住んだ
当時の和歌四天王の一人といわれ、二条派の歌人としても活躍した。
歌人であり、古典学者でもあり、能書家でもあった 。
序段
つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、
心にうつりゆくよしなしごとを
そこはかとなく書き付くれば、
あやしうこそ物狂ほしけれ
心にうつりゆくよしなしごとを
そこはかとなく書き付くれば、
あやしうこそ物狂ほしけれ
現代語訳
暇に飽かせて一日中、硯(すずり)に向かって、
思い浮かぶ どうでもいいことをつらつらと書き連ねていると、
妙にばかばかしくなってくるものだ。
ではまた~~