安らぎの里・お絵描き、写真、時々古典

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古文 徒然草パート2

2017-07-12 19:43:23 | 古文

徒然草をもう少しくわしく・・





 徒然草(つれづれぐさ)は鎌倉時代末期、1330年代あたりに
成立したとされるエッセイ。

全243段の内容は世俗への辛辣な批判からユーモア、
死生観にいたるまでさまざまあり、多岐多様である。

枕草子、方丈記とともに日本三大随筆といわれる。

作者は卜部兼好(うらべかねよし「吉田兼好」)。

京都・吉田神社の神職の子として生まれた。 
後宇多天皇に仕えたが、三十代の初め頃出家し、
仁和寺近くの双が丘に住んだ 

当時の和歌四天王の一人といわれ、二条派の歌人としても活躍した。
歌人であり、古典学者でもあり、能書家でもあった 。

序段
つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、
心にうつりゆくよしなしごとを
そこはかとなく書き付くれば、
あやしうこそ物狂ほしけれ

現代語訳
暇に飽かせて一日中、硯(すずり)に向かって、
思い浮かぶ どうでもいいことをつらつらと書き連ねていると、
妙にばかばかしくなってくるものだ。 


ではまた~~