複雑系と偶然

https://note.com/hiroki_nara/n/n4273d417f741

TPP(環太平洋経済連携協定)は毒薬か2

2011-11-02 14:38:18 | news
<かつて前原外務大臣(当時)は、「農林水産業のGDP比はわずか1.5%。この1.5%を守るために、残りの98.5%を犠牲にしていいのか」という意味の発言をした。>

前原氏は口先だけだ。八ッ場(やんば)ダムでも同じようなミスをしている。

<日本が輸出で稼げるものといえば、自動車、家電製品など(「耐久消費財」と呼ぶよ)が主。では、耐久消費財の輸出額はどれだけかというと、GDP比1.652%しかない(2009年度)。

なんだ、農林水産業の1.5%とたいして変わらないじゃん!てことがわかる。>

工場を輸出した後だから国内から輸出しているものは案外少ない。

未だに政府はTPPをやれば良い事が有るかを説明出来ない。
それは 『良い事』が無いに過ぎないのだ。

<輸出業全体でもGDP比は11.5%しかない。残りの98.5%が犠牲になるなんて、大ウソ。

国内でのサービス業(GDP比20.8%)や卸売・小売業(同13.1%)の方が、日本経済で大きな比重を占めている。日本は貿易で食べている国というよりも、内需(国内の需要)でもっている国なんだ。>

今回もマスコミは大本営発表をしている。
必要な情報を伏せたままで世論をTPP賛成に
ミスリードをしている。

<「関税なくせば輸出が伸びる」のウソ

輸出入に関わる税金が「関税」。

参加国の間で、これを全部無くしてしまおう、というのがTPPの基本だ。>

<つまり現代では、関税が既に結構低いので、製品の売りやすさにはあまり関係しないんだ。>

関税は十分安く成っているので関税を無くしてもそれほど
売れないのだ。

<仮に1ドル100円のときに日本で100万円の自動車があるとする。100万円=1万ドル、関税の2.5%を足すと、1万250ドルになる。それが関税をなくせば1万ドル。なんだか、たいした違いじゃないような気もするね。でも少しでも安くなれば多少は売りやすくなるかな。

でも、円高になったらどうなるだろう?

1ドル90円になれば、100万円=1万1111ドル。おやおや、関税がなくなっても、円高になると、売値は高くなっちゃうぞ。>

アメリカの陰謀である。ドル安にアメリカは故意にしているのだ。
日本は困るだけである。

単独で為替に介入しても金をどぶに捨てるようなものだ。
殆(ほとん)ど効果を期待出来ないのだ。

つまりTPPとはアメリカの為のルールなのだ。

繰り返されるモノ
光景

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