心のドアをノックして *あいのひろ

あいのひろ学園主宰しています。心理カウンセラー・チャイルドセラピスト・アート・カラーセラピスト養成講座 開講してます。

子育ての難しさ~優しさと厳しさと

2009-02-23 23:03:01 | 子供の心
子育てをしていたり、いろんな子供達、そして接する大人たちや先生方を見ていて
思ったことがあります。

それは、
子供を育てる上では、
優しさと厳しさが両方必要なんだなあ
ということ。


優しさだけで接していると、子供は甘えてしまい、
言う事を聞かない面が出てくる。
逆に、
厳しさだけで接すると、子供は反発してしまう

そのビミョーなさじ加減が、ヒジョーに難しい

学校のクラス作りでは、
最初の2週間が勝負と言われています。
4月の最初の2週間に、きちんとクラスのルールを作って、
それを時間をかけて守るように指導していく。
この2週間をどう過ごすかで、クラスカラーが決まるそうです。

例えば「授業中は席を立たない」というルール。

・・・子供ってなんであんなに、鉛筆が少しでも丸いと、
削りたくなるんでしょうね?

授業中、席を立って鉛筆を削ったり、
トイレに行ったりする子がいますが、
「授業中でなく、休み時間にやっておこうね」
というルールを、徹底して守らせる。
根気のいる作業です。

でも一人でも許してしまうと、他の子も許されてしまう。
そうしていくうちに、どんどん他のルールも守られなくなっていく

これは子育てをする上で、家庭でもいえることなのかな~。

家のルールは少し厳しくてもきちんと守らせる。
帰りの時間や、ゲームの時間など。

こういう小さな約束がとても大切なんだなって思う今日この頃です

そして、子供を叱った後は、必ずフォローをと、
仕事先では言われます。

叱りっぱなしでは子供の心が沈んでしまう。
「言い過ぎてごめんね、でもあなたが良くなって欲しいから
言ったんだよ」「あなたが大好きなのよ」などの
声かけでその心をすくい上げてあげるのが大切なんだそうです。

一人の人間をきちんと育てるには、
優しさだけではなく、
時には、
厳しいことも言わなければいけないんだなあと
日々痛感させられます。

子育てって、本当に難しい。

それは、
子育てに答えなんてないし、
どの子育てが正解かなんて
結局は決められないからなのかもしれません。

人の生き方に正解や不正解がないのと同じで

ただひたすら、心を込めて接していく。
結局これなのかな

今日の名言

天使が飛べるのは、
気を楽にもっているからだ

    by 斉藤茂太さん

って言っても、子育ては長丁場。
肩の力を抜いて、気楽にいこ~

今日も数あるブログの中から、私のブログに遊びに来てくださり
どうもありがとうございます。
皆様にたくさんの心の天使が降り立ちますように