転んでもいいじゃん

今日は、万国旗はためく青空の下で、
娘の園の運動会でした

３月生まれで、ママから離れられなかった娘が、
真剣な表情で、走り、踊る姿を、
遠くからまぶしく見ました。

普段あんなに甘えん坊なのに、
外ではこんなに頑張ってるんだなあって、

だったら、家に帰ってワガママ言うのも、
仕方無いかなあなんて思いながら


運動会のオオトリは年長による「親子リレー」
子供が走り、バトンを親に渡し、
クラス対抗でリレーします。

これが毎年、見モノなのです

子供は大して転ばないのに、
親は面白いほど転ぶ転ぶ。

カーブで曲がりきれない。
足がもつれる。
バトンを渡すときに止まれない・・・。

わが子から渡されたバトンを、順位を、
守るべく、親も必死。

走ってる親の顔を見てると、それはそれは必死の形相

「お父さん達、会社じゃあこんな顔、しないだろうな」
と思うほど、本能に溢れ、鬼のようなすごい顔なのです。

でも転んじゃうんだけどね。はは
ま、名誉の負傷ってことで。

転ぶたびに、周りの父兄のギャラリーが
「あーーーー！」と大歓声

転べば転ぶほど盛り上がるリレー。

独走一位なんて案外つまらない。

転んで、抜かされて、また必死で追いついて。
そんな姿が感動してしまう。
一生懸命走る姿は、何故かこちらまで本気で応援したくなる。

これって人の生き方と同じかな、なんてふと思いました。

転んだっていいんじゃん。
立ち上がってまた走ればいいだけなんだから。

リレーが終わり、ご父兄が口々に

「足って思ったより全然動かないんだよね」
「いや～親子リレーってのは毎年見ても飽きないね」


何回見ても飽きないような人生もいいかもしれないね。


『今日の名言』

すべてはうまくいっている。
すべってもうまくいっている。

　　　　ｂｙ　精神科医　越智啓子さん

今日も数あるブログの中から、私のブログに遊びに来てくださり、
どうもありがとうございます。
皆様に素敵な秋の一日が訪れますように。

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