アウトドアばんざい!& 柴犬 コテツ!

時間が空いたら山登り、
たまには趣味の写真とフライフィッシング!

そして我が家の柴犬コテツ成長記録です。

残雪の赤岳、そして赤岳鉱泉でカレーを食べる!

2012年05月13日 | 山登り
何度も計画倒れとなった雪山歩き、予定では白馬岳だったけど天気の回復が遅れそうだったので急遽、八ヶ岳の赤岳に変更。



青空も見え、どうにか積雪期の山歩きに間に合いました。

【日程】
2012年05月11日(金)~2012年05月12日(土):赤岳鉱泉泊

【メンバー】
2人:Aくんと私

【アクセス】
★自宅出発 6:00 赤岳山荘駐車場に9:30着(片道約200km)
★駐車場は赤岳山荘の駐車場を利用(1000円/1日)
・赤岳山荘駐車場には自販機あり、トイレは有料(50~100円程度の協力金)
・美濃戸口~赤岳山荘までは悪路のため車高の低い車はご注意を!

【地図/標高グラフ】




【コースタイム】
■5/11(金)
10:05赤岳山荘⇒10:15美濃戸山荘⇒11:00堰堤広場⇒12:15赤岳鉱泉

■5/12(土)
6:00赤岳鉱泉⇒6:45行者小屋⇒8:15文三郎尾根⇒8:50赤岳(休:10)⇒9:40赤岳展望荘(休:10)⇒9:53地蔵の頭⇒10:45行者小屋(休:10)⇒11:30赤岳鉱泉(昼休:50)⇒14:00赤岳山荘

【コース状況/その他周辺情報】
※あくまでも5/12の状況です、ご参考程度に

★赤岳山荘~赤岳鉱泉
堰堤広場までは林道歩きです、堰堤広場を過ぎると日陰などに残雪が残っています。また赤岳鉱泉が近くまで雪が残っていますが、注意して歩けばアイゼンの必要はありません。

★赤岳鉱泉~行者小屋
赤岳鉱泉横からすぐ雪道となります、アイゼン無しでも注意すれば大丈夫と思いますが私たちは赤岳鉱泉からアイゼンを着用しました。
(その方がラクに歩けると思います)

★行者小屋~文三郎尾根~赤岳~地蔵尾根
同じく雪道です、ちょうど階段が出てくる辺りからピッケルを使いました。雪をかぶってない階段もあるのでご注意してください。
文三郎尾根より赤岳までは所々雪が残っております、ここはアイゼンを着けたまま過ごしました。赤岳頂上直下はかなり斜面に張り付いていたのでここ数日はアイゼンを着けたままをオススメします。

★地蔵尾根~行者小屋
地蔵尾根直下は融雪が進んでいますが、階段辺りから行者小屋までは雪が残っています。登りで使う方も森林限界を超える辺りからピッケルを使っているようでした。

★登山ポストは赤岳山荘前に設置されています。

★帰りの温泉は
美濃戸口より車で5分程度の『もみの湯』を利用(500円/人)

【写真】
山行時に撮った写真はデジブック『残雪残る赤岳へ』をご覧ください。
※山行記も兼ねているので50ページと長いですが、よろしかったらお付き合いください。



【感想】
なぜか今年の雪山歩きは恵まれなかった、2月下旬に予定していた天狗岳は悪天候で4週連続延期の果てに雪山山行は来年に持ち越し。

そしてGW明けに計画していたのが白馬岳、しかし直前の寒気流入によってまたもや大崩れ、そして積雪も40~50cmの予報、大雪渓で雪崩にもあいたくないので白馬岳から再度計画の練り直し。

そこで決まったのが山小屋の食事が美味しいと言われる赤岳鉱泉にしよう!、そして翌日赤岳に登ったら、昨年来た際に食べたカレーが美味かったので今回も食べよう!山行となりました。

結果的には八ヶ岳で正解でした、この時期としては冷え込んでいましたが概ね晴れの中、気持ちよい2日間の雪山歩きが出来ました。
1日目は赤岳鉱泉までなので今までにないユルユルなハイキングでした、お昼過ぎに赤岳鉱泉について、お昼ご飯を食べあとはチェックイン。何もするでもないとてもキレイな大部屋でゴロゴロ、16:00を過ぎた頃お風呂に入れますとのことなのでゆっくりと湯船に身を沈め、同行者のAくんと話していたのはゴロゴロしないで硫黄岳に行ってくれば良かったねと。こんなことを言ってもあとの祭りですが...

そして18:00から夕食、今回は『煮カツ』ボリュームがありとっても美味しかったです。今度は『ステーキ(赤岳鉱泉一押しらしい)』の時に訪れてみたいね。

翌朝は4:30起床、朝食をお弁当に代えてもらったので温かい飲み物を飲みながらいただきました。そして赤岳鉱泉を6:00に出発、行者小屋を経て文三郎尾根にでると、雪をかぶった南アルプス(北岳・甲斐駒・仙丈・鳳凰)が真正面に向かえてくれます。ここから赤岳までは南アルプスを横目に山頂まで詰めていきます。
(この景色はここまで来ないと見られないし、この時ばかりはいつもながら山登りをやっていて良かったと思う瞬間ですね)

そして2899mの赤岳山頂に来ると富士山も確認出来ました、10分ほど周囲の景色を堪能し下山に移ります。山頂から赤岳展望荘までは気が抜けない下りです。この辺りで朝食も早かったのでかなりの空腹に、そして赤岳展望荘で小休止(ここで食べたクリームパンの甘さが堪らなかったです)。

休憩後は地蔵尾根を一気に下り行者小屋、そして11:30に赤岳鉱泉に戻って来ました。

そしてもちろん昼食は赤岳鉱泉の美味な『カレー』、今回はタヒチカレーを食べました。味は?もちろん美味でした。是非皆さんも赤岳鉱泉によられた方はカレーを食してくださ!(夕食も美味いし、カレーもうまい。赤岳鉱泉バンザイ!)

昼食後は赤岳山荘まで2時間のハイキングで駐車場に戻って来ました。


計画の段階では赤岳は難しいかなと思っておりましたが、どうにか無事下山できたことを山の神様に感謝 m(_ _)m

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