3週間ぶりの山登りは紅葉を期待して、白馬岳と白馬大池をまわってきました。
紅葉の結果から言うと時期が早かったようです。
雪渓上部は色づく前に、先日の台風後の初雪で葉がやられてしまい、今年は期待が出来ないようです(白馬頂上宿舎談)。
また白馬大池あたりのナナカマドもまだ葉の色は青く色づいてはいませんでした、こちらも写真を撮りに来ている方が今年は1週間から10日程遅いんじゃないかなと話しておりました。
【日程】
2011年09月27日(火)~09月28日(水)
【メンバー】
急遽決めた山行なので単独行
【天候】
★両日とも久々にピーカン!
【アクセス】
★自宅出発 3:00、約250km 6:20に白馬八方の第2駐車場に到着
★車は白馬八方の第2駐車場(無料)を利用 ※駐車場内に第一郷の湯がある
★猿倉まではタクシーを利用(送迎料金を含め\3280) ※相乗りなし
★栂池自然園~栂池高原まではパノラマウェイを利用(片道\1270)
★栂池高原~白馬八方までは路線バスを利用(\500)
【地図/標高グラフ】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/86/069c30dd4e782e071a2e982618019199.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/2a/4e577861fea088190875ef5cba85a2a5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/19/e0d3e4abc1dbfa4b31bfb8cbb6b4a6de.jpg)
★各ポイントの標高
猿倉(1250m),白馬尻(1560m),白馬岳頂上宿舎(2730m),白馬岳(2932m),小蓮華山(2766m),白馬大池(2380m),乗鞍岳(2436m),栂池山荘(1860m)
【コースタイム】
★9/27(火)
7:20猿倉⇒8:10白馬尻(休:10)⇒10:45岩室跡(休:30)⇒12:05緊急避難小屋⇒12:30葱平(休:10)⇒13:15白馬岳頂上宿舎(テント設営)
★9/28(水)
4:00起床(朝食・テント撤収)
6:45白馬岳頂上宿舎テント場⇒7:05白馬山荘⇒7:20白馬岳⇒7:55三国境⇒8:25小蓮華岳(休:5)⇒9:15船越ノ頭⇒9:45白馬大池山荘(休:20)⇒10:40乗鞍岳⇒11:35天狗原⇒12:25栂池自然園
【コース状況/その他周辺情報】
★登山道の状況
・特に危険箇所はありませんでした。
・雪渓はアイゼンを着けずに登りました、不安な方は用意された方が良いかもしれません。(これからの季節、朝方は雪面が締まるでしょう)
★登山ポスト
猿倉荘に設置されています(筆記用具・用紙有り)。
★帰りの温泉は
八方尾根付近に幾つかあります、近くのホテルでも日帰り入浴可。
【写真】
山行時に撮った写真はデジブック『初秋の白馬岳へ』をご覧ください。
※山行記も兼ねているので56ページと長いですが、よろしかったらお付き合いください。
【感想】
今回は急に山行を決めたので特に事前調査を行いませんでした、まぁ大丈夫でしょうと。
白馬尻までは車道歩きなのでこれと言った所はありませんでしたが、白馬尻から雪渓脇を歩き進めるとズルズル滑るのでしらずしらず体力を奪われた感じです。雪渓を注意深く渡り切ったところで長い休憩タイム、ここからもまだまだ登りが続き岩室跡を過ぎたあたりで昼食休憩、直後は元気よく登るが直ぐにペースダウン。
緊急避難小屋あたりでは心が折れそうになりました、ここを過ぎるとテン場の頂上宿舎が見えるがなかなか近づかず、葱平で最後の休憩。
歩き始めて6時間、やっとの事で頂上宿舎。そこで目に入った自販機でアクエリを一気飲み、メチャクチャ美味かったです!一息ついたところでテント受付、そしてテント設営。
その後はまわりを散策後、夕食までの昼寝です(暖かい日差しが心地よい)!
夕食後は夕景の写真を撮りに向かい、テントに戻り直ぐ就寝(19:00~4:00)爆睡です。
=========== 補足 =============================================
今回は9月上旬に行った唐松岳山行の教訓をもとにテント内快適計画を実施。唐松岳で午後から強い風が吹き、日暮れとともに気温も急降下、夜中に寒さで起きてしまい熟睡出来ず。
下の写真が何時も使っているモンベルのU.L.スーパー スパイラルダウンハガー#3
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/18/d5d37a10bb135c118b276339ae46cdf6.jpg)
そして今回の快適計画で追加されたのは、モンベルのU.L.スパイラルダウンハガー サーマルシーツ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/97/96fa655832a2c9443fc21a3f77a8965a.jpg)
要はシュラフinシュラフです、サーマルシーツも800FP EXグースダウン入りなのでとても暖かく、朝方には氷点下位まで気温が下がった2700mのテン場でも快適な睡眠を得られました。
===============================================================
朝は4:00起床、朝食をとりパッキングの用意、そしてご来光を見に稜線まで上がるが雲が厚く期待していた肝心のご来光は見られずちょっとテンションダウン。
そしてテントを撤収し、白馬岳にむけて登り始め直ぐに白馬山荘に到着。先日テレビで山小屋特集が組まれていましたが、とてもキレイな山小屋でした。
白馬山荘を過ぎると荷揚げヘリが近くまできました。テント撤収時からかれこれ5往復目位でしょうか、人気のある山小屋ならでの光景ですね。
そして程なく歩くと白馬岳山頂に到着、昨日に引き続きピーカンなので山頂から近くは剱・立山・遠くは槍・穂高連峰・八ヶ岳・富士山・南アルプス・北信越に上越の山々と360°の展望でした。
何時もの三角点タッチとまわりの景色を撮って先が長い白馬大池に向けて歩き出します。小蓮華山が見えてから長いこと、小蓮華山に来ると次の目標の白馬大池を確認出来ました。
気を紛らわすようにまわりの山景色を堪能しながら白馬大池に到着、期待していたナナカマドの紅葉と白馬大池とのコラボ写真が撮れなかったのが残念でなりません。(紅葉の時期選定ってホント難しいですね)
このあと乗鞍岳までと天狗原までの大岩歩きが今山行2回目の心が折れかかった場所です、7月に行った北岳も辛かったけど、今回の白馬岳の方がなぜか辛く感じました。
天狗原を過ぎると栂池自然園までは普通の山道、疲れもたまってきているのでケガをしないように歩き、程なく栂池自然園の登山口に到着。
ここで身支度をし終えて案内板を見ると次のロープウエイ出発時間まで10分を切っていたので小走りで間に合いました。
最後までせわしない山登りでした。
でも無事下山でき、すばらしい山景色を堪能出来たことを今回も山の神様に感謝 m(_ _)m。
次回は来週10/7(金)から双六・三俣蓮華・鷲羽岳に2泊3日で今年最後のテン泊山行です。
紅葉の結果から言うと時期が早かったようです。
雪渓上部は色づく前に、先日の台風後の初雪で葉がやられてしまい、今年は期待が出来ないようです(白馬頂上宿舎談)。
また白馬大池あたりのナナカマドもまだ葉の色は青く色づいてはいませんでした、こちらも写真を撮りに来ている方が今年は1週間から10日程遅いんじゃないかなと話しておりました。
【日程】
2011年09月27日(火)~09月28日(水)
【メンバー】
急遽決めた山行なので単独行
【天候】
★両日とも久々にピーカン!
【アクセス】
★自宅出発 3:00、約250km 6:20に白馬八方の第2駐車場に到着
★車は白馬八方の第2駐車場(無料)を利用 ※駐車場内に第一郷の湯がある
★猿倉まではタクシーを利用(送迎料金を含め\3280) ※相乗りなし
★栂池自然園~栂池高原まではパノラマウェイを利用(片道\1270)
★栂池高原~白馬八方までは路線バスを利用(\500)
【地図/標高グラフ】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/86/069c30dd4e782e071a2e982618019199.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/2a/4e577861fea088190875ef5cba85a2a5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/19/e0d3e4abc1dbfa4b31bfb8cbb6b4a6de.jpg)
★各ポイントの標高
猿倉(1250m),白馬尻(1560m),白馬岳頂上宿舎(2730m),白馬岳(2932m),小蓮華山(2766m),白馬大池(2380m),乗鞍岳(2436m),栂池山荘(1860m)
【コースタイム】
★9/27(火)
7:20猿倉⇒8:10白馬尻(休:10)⇒10:45岩室跡(休:30)⇒12:05緊急避難小屋⇒12:30葱平(休:10)⇒13:15白馬岳頂上宿舎(テント設営)
★9/28(水)
4:00起床(朝食・テント撤収)
6:45白馬岳頂上宿舎テント場⇒7:05白馬山荘⇒7:20白馬岳⇒7:55三国境⇒8:25小蓮華岳(休:5)⇒9:15船越ノ頭⇒9:45白馬大池山荘(休:20)⇒10:40乗鞍岳⇒11:35天狗原⇒12:25栂池自然園
【コース状況/その他周辺情報】
★登山道の状況
・特に危険箇所はありませんでした。
・雪渓はアイゼンを着けずに登りました、不安な方は用意された方が良いかもしれません。(これからの季節、朝方は雪面が締まるでしょう)
★登山ポスト
猿倉荘に設置されています(筆記用具・用紙有り)。
★帰りの温泉は
八方尾根付近に幾つかあります、近くのホテルでも日帰り入浴可。
【写真】
山行時に撮った写真はデジブック『初秋の白馬岳へ』をご覧ください。
※山行記も兼ねているので56ページと長いですが、よろしかったらお付き合いください。
【感想】
今回は急に山行を決めたので特に事前調査を行いませんでした、まぁ大丈夫でしょうと。
白馬尻までは車道歩きなのでこれと言った所はありませんでしたが、白馬尻から雪渓脇を歩き進めるとズルズル滑るのでしらずしらず体力を奪われた感じです。雪渓を注意深く渡り切ったところで長い休憩タイム、ここからもまだまだ登りが続き岩室跡を過ぎたあたりで昼食休憩、直後は元気よく登るが直ぐにペースダウン。
緊急避難小屋あたりでは心が折れそうになりました、ここを過ぎるとテン場の頂上宿舎が見えるがなかなか近づかず、葱平で最後の休憩。
歩き始めて6時間、やっとの事で頂上宿舎。そこで目に入った自販機でアクエリを一気飲み、メチャクチャ美味かったです!一息ついたところでテント受付、そしてテント設営。
その後はまわりを散策後、夕食までの昼寝です(暖かい日差しが心地よい)!
夕食後は夕景の写真を撮りに向かい、テントに戻り直ぐ就寝(19:00~4:00)爆睡です。
=========== 補足 =============================================
今回は9月上旬に行った唐松岳山行の教訓をもとにテント内快適計画を実施。唐松岳で午後から強い風が吹き、日暮れとともに気温も急降下、夜中に寒さで起きてしまい熟睡出来ず。
下の写真が何時も使っているモンベルのU.L.スーパー スパイラルダウンハガー#3
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/18/d5d37a10bb135c118b276339ae46cdf6.jpg)
そして今回の快適計画で追加されたのは、モンベルのU.L.スパイラルダウンハガー サーマルシーツ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/97/96fa655832a2c9443fc21a3f77a8965a.jpg)
要はシュラフinシュラフです、サーマルシーツも800FP EXグースダウン入りなのでとても暖かく、朝方には氷点下位まで気温が下がった2700mのテン場でも快適な睡眠を得られました。
===============================================================
朝は4:00起床、朝食をとりパッキングの用意、そしてご来光を見に稜線まで上がるが雲が厚く期待していた肝心のご来光は見られずちょっとテンションダウン。
そしてテントを撤収し、白馬岳にむけて登り始め直ぐに白馬山荘に到着。先日テレビで山小屋特集が組まれていましたが、とてもキレイな山小屋でした。
白馬山荘を過ぎると荷揚げヘリが近くまできました。テント撤収時からかれこれ5往復目位でしょうか、人気のある山小屋ならでの光景ですね。
そして程なく歩くと白馬岳山頂に到着、昨日に引き続きピーカンなので山頂から近くは剱・立山・遠くは槍・穂高連峰・八ヶ岳・富士山・南アルプス・北信越に上越の山々と360°の展望でした。
何時もの三角点タッチとまわりの景色を撮って先が長い白馬大池に向けて歩き出します。小蓮華山が見えてから長いこと、小蓮華山に来ると次の目標の白馬大池を確認出来ました。
気を紛らわすようにまわりの山景色を堪能しながら白馬大池に到着、期待していたナナカマドの紅葉と白馬大池とのコラボ写真が撮れなかったのが残念でなりません。(紅葉の時期選定ってホント難しいですね)
このあと乗鞍岳までと天狗原までの大岩歩きが今山行2回目の心が折れかかった場所です、7月に行った北岳も辛かったけど、今回の白馬岳の方がなぜか辛く感じました。
天狗原を過ぎると栂池自然園までは普通の山道、疲れもたまってきているのでケガをしないように歩き、程なく栂池自然園の登山口に到着。
ここで身支度をし終えて案内板を見ると次のロープウエイ出発時間まで10分を切っていたので小走りで間に合いました。
最後までせわしない山登りでした。
でも無事下山でき、すばらしい山景色を堪能出来たことを今回も山の神様に感謝 m(_ _)m。
次回は来週10/7(金)から双六・三俣蓮華・鷲羽岳に2泊3日で今年最後のテン泊山行です。