江戸っ子の田中は小学校の時からの友達中村と東京の将来について話をしている。
この二人は八十年来の付き合いだ。
「小池知事は都議会と共存できるかな」
「無理だろう」
二人は顔を見合わせて苦笑した。
「助けてやろうぜ」
「もちろん」
「相手は都議会のドンだからなあ」
「ドンだろうが、なんだろうか、都民のためにならないことはやっちゃいけねえ」
会話が弾む。
「小池百合子知事にいい仕事をしてもらうには東京都民だけのサポートじゃあ力が弱いよなあ」
「そうだなあ、全日本国民のサポートがいる」
「どうやって集めるんだよ」
「同級生に頼もうぜ」
「それじゃあ町内会にしかなんねえよ」
二人は顔を見合わせて大笑いをした。
現在東京のあちこちで小池百合子知事をサポートする動きが大きくなっている。そしてそれは全国に広がりつつある。