3167.0円+307.5円
大幅に反発しています。
本日の当社、朝一の注目銘柄でした。以下はその時の本文です。↓
三井住友フィナンシャルグループ(8316) 016年02月15日(月) 08:10
流れが変わった可能性も。あまりにも下げすぎです!
相場の流れが変わった可能性が出てきましたので、本日は決算発表銘柄ではなく、日本を代表する金融機関です。
日銀のマイナス金利導入で売られ、欧州の信用不安から一段と売られる動きになっていました。
ところが12日、経営不安説から株価が急落していたドイツ銀行が自ら発行した30億ユーロ(約4000億円)の債券と20億ドル(約2200億円)の債券を買い戻すと発表しました。
「流動性は潤沢にあり財務面に問題はない」ことを内外の投資家に示し、市場の不安を鎮めることを狙ったものですが、12日の欧米株式市場はこれを好感し銀行株を中心に大幅に上昇して引けました。
今回の措置だけで信任が回復したわけではありませんが、少なくても過度な悲観は後退したと思います。
マイナス金利についてはあす16日以降、日銀の当座預金に積み増される分から適用されます。
中曾日銀副総裁は12日、NYで講演、マイナス金利は「銀行の収益圧迫を和らげるよう設計している」とし、最近の銀行株の値下がりは行き過ぎとの見方を示しています。
マイナス金利導入を決定した途端、急激な円高になったのを見て、日本のメディアはこの政策は間違いだと決めつけ、そのマイナス面ばかり強調する報道をしています。
導入しなかった場合どうなったかを考慮せずにです。
マイナス金利は初めて経験することなので評価はまだはっきりしません。
が、今後、そのプラス面も評価されてくるはずです。
同社株はこの3カ月で45%超下落、昨年8月高値からは51%超も下落しています。
これはアベノミクス相場が始まった2012年12月以来の水準です。
PERは5倍台でPBRは0.43倍台。
指標面からも著しく割安で、純資産の半分以下の評価しかされていません。
配当利回りは5.2%超もあります。
きょうは買い先行で始まる銘柄が多くなりそうですが、 極端な水準まで売られただけに、ここは狙い目でしょう。
ただし見切りラインを下回ったらすぐ投げてください。
(12日株価2859.5円) 買いゾ~ン3350円まで 見切りライン2819円 100株単位