Hiro*のStarlight Note

デジタル天体写真初心者の奮闘を綴る備忘録です
2013年春ポタ赤で再発し14年秋オートガイド導入、装備だけ完全再発!

お盆の遠征その備忘録

2015年08月18日 | 遠征記&星景など
遠征先:広島県庄原市毛無山山麓の標高770m地点。片道距離およそ100㎞・所要時間2時間の遠征。
気象予報:GPV予報は21時頃までは中山間地域で通り雨の予報。遠征先予報は22時位から翌薄明開始時刻まで雲量0%の快晴が見込まれる(予報気温:20℃⇒17℃。湿度90%)
今夜こそは!

8月14日(お盆なのに)
18:50に自宅出発、食糧買い物を済ませ10㎞も走っていない空は低く黒い雲に覆われ怪しい雲行きで、「予報通りだなぁ~と思いきや案の定、雨がポツリポツリ」、30㎞辺りではザァーザァー降りの本降り、ほお~~「σ( ̄。 ̄)は星を撮影に行っているのだけど・・・・」

それでも「行くと決めて出発したのだから現地へ着いてダメだったら夜間ドライブだったと言うことにする」と意を決めて車を走らせました。50㎞辺りからは星は見えぬが路面は濡れていなく、21:10頃現地到着。  「晴れているし~」 

待ちに待った夜空、綺麗だ!急げ!配線はこれをここへ繋いで・・・慌てるな!てな訳で


21:20極軸合わせ等セッティング、22:00 FSQ106ED + 645RD-QE0.72X+6Dのピント出し。
気温18℃湿度90%。無風シーイング良・透明度7/10位。もうちょっとだけど綺麗だ!
22:15~本格撮影の第1対象は白鳥座サドル付近の子午線越えを避けてケフェウス座IC1396に変更して露出開始。一枚上着を羽織る。
2対象目は白鳥座サドル付近 00:58~撮影開始

で、慌てるな!って自分に言い聞かせたでしょ・・・
今回のトラブル
①DC-AC変換インバーターのスイッチが入っていなかった。運よく1対象撮影終了直後にPC本体の電源がダウン(ありゃ~)。
②劣化度が高かったEOS6Dのバッテリ切れが発生。第2対象終了後見ると4カット撮影に失敗のコメント(涙)
 薄明まで1時間あるのでバッテリーを入れ替えて撮ることができました。

も一つ、で、慎重に判断して対応してりゃ・・・
露出の設定について
やはりここは暗いのだと実感。ISO1600でIC1396は4分露出ヒストグラムの山は40%辺り。サドル付近は露出5分で50%弱辺りですから6分でも良いかもしれません。

ピントについて
IC1396の撮影時は1時間で気温18℃⇒16.℃と一気に低下。途中でピントがすこし甘くなったかと見えたが続行したのが悪かった。ダメです後半は甘いです。手間取ってもピント取り直すべきです。白鳥座サドル付近撮影時の2時間変化は16.5℃⇒15.5℃の温度差1℃でまぁいいっかと判断(もっと厳しめがいいかも)でした。

そんな訳で・・・
画像処理は案の定、濃度不足とピン甘のケフェウス座のIC1396は撃沈でした。撮影にはもっと慎重な判断が要りますね。いい経験です。また何時か再撮影です。

遠征後記
熱帯夜が続いていた下界とはやっぱり違っていました。標高が770mもあれはこうも違うものかと、デジカメのノイズも全然違います。ちょっと距離と時間がかかりますが頑張り涯があります。
薄明開始には冬の星座が東天に昇って輝いています。もう少しで良い季節がやって来ます。

帰路についたところ標高差200mの下の高野町盆地は霧で世羅町まで霧でした。帰宅6時前、薄曇り。

午前7:30 家族の足し~~くん役が無事終了・・・目が冴えた。午後になって爆睡



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