ケセランパサラン読書記 ー私の本棚ー

◇ 夕暮れ時の散歩

よそ様のおうちのバラです。
きれいです。



伏見稲荷の階段。
鬱蒼としてきました。


途中で、丸亀うどんで、晩ごはんです。
今日は、イワシとサツマ芋の天ぷらを添えました。


カスタニエンの道です。
本来、巨木なのに、札幌市が剪定をしてしまうの、こんなにみすぼらしくなってしまい、カスタニエンが気の毒です。
地元人の夫が言うには、夫が中学生の頃には、この道は川で笹舟を流し、友だちと競争して、遊んだそうです。
暗渠になっているんですね。
その頃は、家は、こんなになかったそうです。


カスタニエンの向こうに陽が沈みます。

「カスタニエンと言えば思い出すことがあるんだよねー」
夫が「なんだ?」と訊いてくる。

「カスタニエンって、フランス語でマロニエじゃん」

「若干、種類が違うらしいよ」と夫。

「総称! ほら、私の友だちでさー、医者の国家試験を2回も落ちて、あげくに臨床が、まったく苦手で、癌かなんだかの研究者なったT君って、覚えてる?」

「ああ、T氏ね」と、夫。

「そいつがさ、パリに留学していたんだけど、1年、経って帰って来たら、彼女に、彼氏がいたんだって」

「そんな、はなし、あったんだ」と、夫。

「そのTがね、彼女のお土産に、このマロニエの、でかい葉っぱを押し葉にして、持って来たの。それで、振られて、がっくり落ちこんでて、その葉っぱをね、私にあげるって言う訳。ほとんど涙目でさー」

「ほぉー。」と夫。

「そんなもん、いらないよねー。カスタニエンを見る度に、その時のこと、思い出すわ」と、ガハハハと笑う私。

「○○(私の名前)に、話したのがT氏の間違いだったな。」と、夫。


と、黄昏れの道で、40年以上も前の昔話の花、満開!でした😂 
カスタニエンの花は、とうに散っちゃってるけれど。


私の好きな大きな木です。
この木に、カラスがいつも巣を作るので、子育て時期はとても危険です。






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