ケセランパサラン読書記 ー私の本棚ー

◆ 児童文学の底力、2018年、凄い→ 森川成美・いとうみく・安田夏菜

 森川成美の『マレスケの虹』 
 これは、本当良い作品だった。
 森川さんの、代表作となるのではないだろうか。
 森川さんでなければ、書けなかった作品だと思う。


 そして、まだ発売前のいとうみくの『トリガー』 
 ポプラ社。
 12月4日発売!

 
 今日、書影の初だし、安田夏菜の『むこう岸』 
 講談社。
 12月6日発売!


 期せずして、装丁画は、『トリガー』も『むこう岸』も、後ろ姿を描き全体的に暗い。『むこう岸』はモノクロのスケッチ画である。

 今までの児童書にはない装丁に、正直、驚く。
 編集者の既成に拘らないやる気、勇気、センスに、拍手である。

 まだ読んでいない『トリガー』と『むこう岸』、楽しみでならない!

 

 森川成美『マレスケの虹』 小峰書店
 いとうみく『トリガー』 ポプラ社
 安田夏菜『むこう岸』 講談社

 
 2018年、年の瀬に、多分、児童文学の大傑作が店頭の平台に積まれていることだろう。







 


 

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