ひらりんのフェイバリット俳優のひとり・・アル・パチーノ主演。
原作はもちろん、シェイクスピア。
タイトルは知ってるけど、どんなお話かは知りませーーーん。
文学少年じゃなかったので・・・
英題は「THE MERCHANT OF VENICE」。
2004年製作の文学系ドラマ、130分もの。
あらすじ以下ネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
お話は16世紀のイタリア・ヴェニス。
当時は?当時も?、ユダヤ人は迫害されていて・・・
夜の外出時には赤い帽子をかぶらされたり・・・
そんな彼らの商才は金貸し業・・いわゆる高利貸し・・・
シャイロックもユダヤ人で高利貸し・・・イヤガラセもしょっちゅう。
そんな彼の元にイタリア人の貿易商アントーニオが金を借りに来る。
理由は、浪費家の貴族で親友のバッサーニオが金を借りに来たから・・。
手元に金のないアントーニオは、仕方なくユダヤ人に金を借りに行く・・・。
ちょっと・・・若い貴族と貿易商との友人関係が意味不明だけど・・・
その若貴族、その借りた金で嫁獲りにでかける・・・というから、またまた???
その相手ポーシャは莫大な遺産相続を受け、お婿さんを3つの箱選びで選定中・・
本来憎むべき相手だが、条件付けて貸す事に・・・
いつも、金貸すのに・・利子つけて返せとは・・・って言われてたので・・・
利子はもらわないけど、期限内にもし返せなかったら・・・
「アントーニオの肉を1ポンドだけ」もらうぞっ・・・というもの。
まっ、返せるだろう・・・と思って条件を飲んでお金を借りる事に・・
ところがそれからいろんな展開が・・・
シャイロックの一人娘が、家にあった財産を持ち逃げして駆け落ち・・・
しかも相手はバッサーニオの仲間の男。
アントーニオにも不幸・・・手持ちの船がぜーーんぶ遭難。
経済的に大打撃・・・シャイロックにも返済不能に・・・
一方、バッサーニオは金・銀・ブリキの大小3つの箱の中から
一番粗末な箱を選び・・・見事お婿さんの座をゲット・・・
この展開なら・・・ひらりんも間違いなくブリキの箱を選びまーーす。
お付の部下ともども幸せの絶頂ーーーーって感じ。
金も娘も失ったシャイロック・・・意固地になってアントーニオを攻める。
申し開きも、聞く耳持たず・・・ただ期限内に返せないなら・・・
肉ちょうだい・・・と。
心臓近くの肉がいい・・なんて意地悪っぽく。
結局裁判で争う事に・・・
それを聞きつけたバッサーニオも妻になったポーシャの勧めでヴェニスに戻る・・。
そして、こっそりポーシャも裁判を観に行く事に・・・
というより、男装して裁判官に成りすましちゃった・・・
ここから、中世の裁判サスペンスに・・・
まっ、話を聞けば、アントーニオには同情するけど・・契約は有効。
仕方ないけど、アントーニオは1ポンドだけ肉をあげなさい・・・って事に。
大きな包丁持って詰め寄るシャイロックに・・・きつーーい一言。
「取っていいのは肉1ポンドのみ・・・多くてもダメ・少なくてもダメ・・・
血を流さしてもダメ・・・ですよ」
なかなか理屈ばっかりこいてたユダヤ人金貸しに理屈返しの一撃でした。
そして、それを出来なかったシャイロックは資産ボッシュート・・
死後、駆け落ちしちゃった娘夫妻の財産になることに・・・
オー・マイ・ゴッド・・・な人生でした。
どんでん返し系のお話は原作どおりなのかな??
シェイクスピアといえば悲劇・・・と思っていたけど・・・
この作品は喜劇の部類・・・まぁ、キリスト教側からいえば。
ユダヤ人からみたら、宗教差別による悲劇なのかも。
さすがはアル・パチーノ・・・
ガンコ系オヤジをやらせたらピカイチ・・・
でも今回は熱血漢ではなく、老かいなセリフまわし・・って感じ。
ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は
こないだ見た「恋の骨折り損」もシェイクスピア原作の喜劇でしたよ。
不眠症の方は・・・アル・パチーノの「インソムニア」を・・・寝れなくなります。
という事で今回は
喜劇か?悲劇か?それが問題だ度・・・
ビッグ・ネームに弱いので採点甘め。
ヴェニスを舞台にした「カサノバ」も近々公開予定だね。
ところでひらりんは「人気ブログランキング(映画)」でも頑張ってます。
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原作はもちろん、シェイクスピア。
タイトルは知ってるけど、どんなお話かは知りませーーーん。
文学少年じゃなかったので・・・
英題は「THE MERCHANT OF VENICE」。
2004年製作の文学系ドラマ、130分もの。
あらすじ以下ネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
お話は16世紀のイタリア・ヴェニス。
当時は?当時も?、ユダヤ人は迫害されていて・・・
夜の外出時には赤い帽子をかぶらされたり・・・
そんな彼らの商才は金貸し業・・いわゆる高利貸し・・・
シャイロックもユダヤ人で高利貸し・・・イヤガラセもしょっちゅう。
そんな彼の元にイタリア人の貿易商アントーニオが金を借りに来る。
理由は、浪費家の貴族で親友のバッサーニオが金を借りに来たから・・。
手元に金のないアントーニオは、仕方なくユダヤ人に金を借りに行く・・・。
ちょっと・・・若い貴族と貿易商との友人関係が意味不明だけど・・・
その若貴族、その借りた金で嫁獲りにでかける・・・というから、またまた???
その相手ポーシャは莫大な遺産相続を受け、お婿さんを3つの箱選びで選定中・・
本来憎むべき相手だが、条件付けて貸す事に・・・
いつも、金貸すのに・・利子つけて返せとは・・・って言われてたので・・・
利子はもらわないけど、期限内にもし返せなかったら・・・
「アントーニオの肉を1ポンドだけ」もらうぞっ・・・というもの。
まっ、返せるだろう・・・と思って条件を飲んでお金を借りる事に・・
ところがそれからいろんな展開が・・・
シャイロックの一人娘が、家にあった財産を持ち逃げして駆け落ち・・・
しかも相手はバッサーニオの仲間の男。
アントーニオにも不幸・・・手持ちの船がぜーーんぶ遭難。
経済的に大打撃・・・シャイロックにも返済不能に・・・
一方、バッサーニオは金・銀・ブリキの大小3つの箱の中から
一番粗末な箱を選び・・・見事お婿さんの座をゲット・・・
この展開なら・・・ひらりんも間違いなくブリキの箱を選びまーーす。
お付の部下ともども幸せの絶頂ーーーーって感じ。
金も娘も失ったシャイロック・・・意固地になってアントーニオを攻める。
申し開きも、聞く耳持たず・・・ただ期限内に返せないなら・・・
肉ちょうだい・・・と。
心臓近くの肉がいい・・なんて意地悪っぽく。
結局裁判で争う事に・・・
それを聞きつけたバッサーニオも妻になったポーシャの勧めでヴェニスに戻る・・。
そして、こっそりポーシャも裁判を観に行く事に・・・
というより、男装して裁判官に成りすましちゃった・・・
ここから、中世の裁判サスペンスに・・・
まっ、話を聞けば、アントーニオには同情するけど・・契約は有効。
仕方ないけど、アントーニオは1ポンドだけ肉をあげなさい・・・って事に。
大きな包丁持って詰め寄るシャイロックに・・・きつーーい一言。
「取っていいのは肉1ポンドのみ・・・多くてもダメ・少なくてもダメ・・・
血を流さしてもダメ・・・ですよ」
なかなか理屈ばっかりこいてたユダヤ人金貸しに理屈返しの一撃でした。
そして、それを出来なかったシャイロックは資産ボッシュート・・
死後、駆け落ちしちゃった娘夫妻の財産になることに・・・
オー・マイ・ゴッド・・・な人生でした。
どんでん返し系のお話は原作どおりなのかな??
シェイクスピアといえば悲劇・・・と思っていたけど・・・
この作品は喜劇の部類・・・まぁ、キリスト教側からいえば。
ユダヤ人からみたら、宗教差別による悲劇なのかも。
さすがはアル・パチーノ・・・
ガンコ系オヤジをやらせたらピカイチ・・・
でも今回は熱血漢ではなく、老かいなセリフまわし・・って感じ。
ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は
こないだ見た「恋の骨折り損」もシェイクスピア原作の喜劇でしたよ。
不眠症の方は・・・アル・パチーノの「インソムニア」を・・・寝れなくなります。
という事で今回は
喜劇か?悲劇か?それが問題だ度・・・
ビッグ・ネームに弱いので採点甘め。
ヴェニスを舞台にした「カサノバ」も近々公開予定だね。
ところでひらりんは「人気ブログランキング(映画)」でも頑張ってます。
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アル・パチーノの熱演が光っていましたね。
私は「セント・オブ・ウーマン/夢のかおり」が好きです。
絶品でしたね。
今度「インソムニア」を見ようと思っています。
眠れなくなったらどうしよう~~。
シャイロックは溺愛する一人娘にも去られて、気の毒ですね。頑固オヤジだから娘も逃げた?
「インソムニア」もいいですが、何といってもアル・パチーノは「ゴット・ファーザー」を思い出します。
「狼たちの午後」も面白い。
喜劇だと思い込んでいたのでバリバリの悲劇(?)でびっくりしました。
シャイロックが踏んだり蹴ったりですねぇ。
イメージ的にはシャイロックが一方的な悪者だと思って生きてまいりました(笑)
ところが本当はユダヤ人ゆえの背景があったのですね。
この脚本だとどうしてもシャイロックに肩入れしてしまいます。
この映画のアル・パチーノ、いつもながらに
迫力あり、存在感ありで見事でした。
僕は見ていてどうもユダヤ人よりになりました。
物凄く差別ですよね、普通に考えても。
いろいろ考えさせてくれる、シェークスピアですね。
僕もどんな話か知りませんでした。
全体的によくまとまっていた印象です。