★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「告白」

2010-06-16 03:38:28 | 映画(か行)
<T1211/2010/A076/S031>


今週の平日休みの2本目。
松たか子はなーー、声のトーンがイマイチ、ひらりんに合わず、
ヴィヨンの妻もHEROの検事の助手も良かったけど・・・。
今回は原作の評判が良かったのと、
予告編見てたら、ドッカーーンと爆発するシーンがあったので、
こりゃまた、中島哲也監督っぽい作品にでもなってるのかと期待してしまいました。
「映倫 R15+ 」指定。
2010年製作の学園系クライム・サスペンス、106分もの。

あらすじ・・・今回はAllcinemaさんから引用させてもらいました。
とある中学校の終業日。1年B組の担任・森口悠子(松たか子)は、ある告白を始める。数ヵ月前、シングルマザーの森口が学校に連れてきていた一人娘の愛美がプールで死亡した事件は、警察が断定した事故などではなく、このクラスの生徒、犯人Aと犯人Bによる殺人だったと。そして、少年法に守られた彼らを警察に委ねるのではなく、自分の手で処罰すると宣言するのだった。その後、森口は学校を辞め、事情を知らない熱血教師のウェルテルこと寺田良輝(岡田将生)が新担任としてクラスにやってくる。そんな中、以前と変らぬ様子の犯人Aはクラスでイジメの標的となり、一方の犯人Bはひきこもりとなってしまうのだが…。


  
ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●意外や意外、冒頭の松たか子の告白で、クラス全員が犯人を知ってしまうとは。
●しかも、「告白」は教師だけではなく、犯人A・B、Bの母親、クラスメートの女子と、いろいろ。
●A渡辺修哉(西井幸人)は秀才だけど、母親に捨てられたというトラウマゆえ、目立とうと犯罪を計画。
仲間に引き入れたのがB。
●B下村直樹(藤原薫)は、おとなしい系の子で存在感がなかったが、Aには出来ないとどめを刺してしまって、
狂気・・・引きこもりのモンスター・チャイルドになっちゃった。
●クラスは新担任のやる気満々をしらけ気味に聞き流しながら、
おのおの保身のために登校してるAにいじめ。
●唯一の理解者は、当時世間を騒がせていた、
毒物一家殺害の通称ルナシー事件信奉者の北原美月(橋本愛)。
●自分の都合を告白していく展開だけど、だんだん衝撃が・・・
Aは理解者と思っていた美月と対立して殺してしまうし・・・
Bは勘違いしてる母親(木村佳乃)を殺してしまう・・・
●そんなこんなもすべて、教師を辞めて糸を引いていた森口悠子の作戦どおり。
彼女は新担任に足しげくBの家に通わせ、錯乱状態に陥らせたり・・・
Aの元へは、コンプレックスである母親からの偽コメントをHPに載せたり・・・用意周到。
●秀才Aは母の勤務先の大学まで足を運ぶが、母は再婚して新婚旅行中・・・
こりゃもう、目立つために学校で自爆テロだ・・・とHPで予告するA。
●予告しなけりゃ展開が変わってたかもしれないけど、
体育館に仕掛けた爆弾は森口が母親の研究室に置き換えて万事休す。
●携帯からの発信で爆発するはずが自爆せずに焦るAに、事実を告げる森口・・・
完全に復讐するためだけに、教師を辞めて計画練ってたのね。
しかし、ドッカーーーン・・・のあとに、「なんてね」って言ってたのが気になる。
●中学生の犯人A・Bにとっての最愛の人とは、生みの母親・・・
これをターゲットにして、密かに行動計画を練ってたところがコワい。
●しかし、この作品のコワいところは、
自分の言い訳の為に行動する、おのおの人間の行動。
ばれないように、先生に合わせる中学生・・・
自分の子の非は認めたくない母親・・・
●それにしても、脅しとして使った???
森口の未婚の夫のHIV感染者の血液をAとBの牛乳に混入した話・・・
唐突に言われたら勿論ビビるけど、
本当のところは感染するのかしないのか???
知識が未熟なところにも、この作品のコワさがあるのかも。

ここまでネタバレ注意↑



ということで今回は・・・
ドッカーーン度・・・
なかなか人間の心理を突いてて見ごたえがあった。
冷静にリベンジを考える母・・・
母に振り向いて欲しい為に目立とうとする中坊・・・
過保護に育てられ過ぎて一線を越えすぎちゃった中坊・・・
息子を守ろうとする母・・・
復讐地獄に気づきながら、何も出来なかった女子中学生・・・
途中、エロ路線に行くのかと思っちゃったが、
さすがにそれはなかったな。

●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
ひらりん同様、「松たか子の声のトーンはリベンジ声だった」
と思ったあなた・・・
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2 コメント

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はーい (すかーれっと)
2010-06-17 18:35:35
待てないわ。でもスルーもできないのよ。
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Unknown (vic)
2010-07-04 22:42:11
中学生が幼い心で
しっかり本音と建て前使い分けて
誰にも言えない真実を隠し通して
良い子を演じ続けるのが...
すごい!と思いました。

あそこにいたらみんな歪んでしまう!
でも、いなきゃダメ!
学校って不思議な空間なんだなあと改めて思いました。
返信する

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