「恋の骨折り損」

シェークスピアの喜劇を題材にしたミュージカル。
この作品も見てる人、少なそう・・・。
最近ミュージカル映画づいてたから、ＤＶＤ借りてきちゃったけど・・・。
英題は「LOVE'S LABOUR'S LOST」。
１９９９年製作のラブ・コメ・ミュージカル、９３分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
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ヨーロッパの仮想小国のナヴァールが舞台。
１９３０年代後半、世はひたひたと戦争への道を歩みだしてる頃・・・
この国の若き国王は、お付の三人の学友と共に、３年間の学業専念を宣言。
しかも、女人禁制・・・週一断食・・・睡眠３時間・・・という荒行。
ところでこの映画、主役は国王ではありませーーん。
お付の学友で、一番目立ってる男が主役＝ケネス・ブラナー。
なんたって、監督・主演・製作・脚色をやってるから。
ところで、そんなナヴァールに隣国フランスから王女がやってくる事に・・・
しかもお付の女官を３人連れて・・・
なんか、フィーリングカップル４対４の様相・・・
一応、女人禁制を宣言しちゃったからには、面目上、立ち入り禁止になるが・・
ほんの少しの悪あがきでした・・・
すぐさま四人が一目惚れ・・・宣言は中止に・・・
まっ、そんなことはつゆ知らず、王女チームは余裕綽々。
国王チームの、ほんのお戯れを軽くいなしてあげましょう・・・くらいの気持ち。
そうそう、この映画はコメディ・ミュージカルなので、歌と踊りも楽しめます。
基本的にはドタバタ・・・なんだけど・・・
こないだ観た「プロデューサーズ」に出てたネイサン・レインが宴会ショーで・・・
「♬ショーはやめられなーーーーい」って歌ってるのには笑っちゃいました。
話は、マジの恋の告白だったのに・・・ちゃちゃが入っちゃって・・・
しかも、フランス国王が急死・・・王女チームは帰国することに・・・
そして、喪が明ける１年後までその気があったら・・・という事になる・・・
そして、そして、ヨーロッパは戦争が勃発・・・フランス陥落・・・
しかし、勇敢な国王チーム・・・
戦争に志願して、見事大勝利・・・
王女達に再会して、
ハッピーエンドで終わりました・・・・ってお話。

時代設定が第二次大戦前くらいなのかなぁ・・・
大作家の原作だから、いっそ、もっと古い時代のほうが良かったかも。
全体的に予算少なめ・・・役者が美男美女じゃない！
いろいろバラエティに富んだ配役なのかもしれないけど・・・
ちょっと魅力が薄すぎでは・・・
まあ、ミュージカルづいてて見ちゃったから、ストーリーは許すとしましょう。
ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は
ネイサン・レインつながりで「プロデューサーズ」は見てやってください。
ケネス・ブラナーって人は、シェークスピア系の役者さんらしいですね・・未見だけど。
見たことあるのはウッディ・アレン監督の「セレブリティ」に主演してた・・・Ｘ。

という事で今回は
ミュージカル度・・・
もうちょい、華やかなイメージかと思ってたんですが・・・
ちなみに、出演者誰一人として骨折（骨折り）はしてませんでした・・・。

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