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夜明けのホラ吹き the trickster at the gates of dawn

焼酎と音楽・映画、いろいろダラダラ

松本人志、記者会見全文。

2007年01月26日 | ひと

本日(1/26)付の
「朝日新聞」朝刊に全面広告掲載。

ダウンタウンの松本人志氏が
映画を初監督するとのこと。

昨日行なわれた記者会見の全文を拝読しても
どのような作品なのかはサッパリわからん(笑

ただ、このひと。あえて今さら。
あたしにとって、非常に魅力的な日本人のひとり。
ま、「すべてが好き!」というように
盲目的なアイドル信奉気分ではありませんが、
常に気になる存在であります。

映画は、今年の6月に公開されるとのこと。
作品のタイトルは、「大日本人」。

まあ、いろいろな意味で注目されている人ですから
賞賛と酷評が乱れ飛ぶことは容易に想像できます。

あたしは、観たい。それだけ。

安藤百福翁

2007年01月11日 | ひと

いわずと知れた即席麺の父。
日清食品の創業者。

過日、96年の生涯を閉じた。
やあ、すごい人。

9日付の「ニューヨーク・タイムズ」の社説に
「ミスターヌードルに感謝」と、その偉業が紹介された。


 人に釣りを教えれば、その人は一生食べて暮らすことができるが、
 即席麺を与えれば何も教えることはない


ご冥福をお祈り申し上げます。

リアム・ギャラガー

2006年12月06日 | ひと

こいつぁ、阿呆だ。
愛すべき阿呆だ。

英国のロック・グループ「オアシス」で歌う阿呆。

エエやつだ。いや、そうでもないか。

ああ、初冬になってからというもの、オアシスがヘビロテ。
なぜだか全然理由は見当たらないのだけれども。

いま、聴いているととっても心地がよいのだからしかたがない。
やっぱり、力のあるメロディと音には何かがある。

親父のせいで、娘たちも「Supersonic」の節を
ソラで歌えるようになっちゃった。どんな感じだい?
ライヴ映像を観て、「あのオッチャン、マイクさげればよいのに」って。
言い得て妙。的を得ている。えてえてて。

ああそうだ、兄貴のノエルもえらい。
兄弟。ケンカしないでがんばりや。

冠省 草間彌生さま

2006年11月08日 | ひと

あなたのことがとても愛しいです。
あなたには「勇気」と「力」をもらいます。
                 草 々


草間彌生。
1929年3月22日、長野県松本市生まれ。
前衛芸術家。小説家。

信州で種苗業を営む裕福な家庭で育つ。
幼いころから草花などのスケッチに親しむが、
少女時代から統合失調症を病む。
それにともなう幻覚や幻聴と闘いながら、
圧倒的なパワーを放つ作品を生みつづけている。
限りなく増殖するドット(水玉)のモチーフが特徴。
男根状のオブジェでも知られる。


このひとのエネルギーって、すごい。

癒される、心が洗われる、そんな芸術作品なんていらない。
私にとって、草間芸術をひとことでいえば「わくわく」。

一度、お会いしてみたいな。

眩しすぎて、目を開けていられないかも。


ばってん…

2006年10月23日 | ひと

昨夜は、友と飲んだ。

ばってん、その話はまた…。

ばってん荒川さんが亡くなった。
訃報の肩書きは、「俳優・肥後にわか芸人」とある。

TV番組「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」や、
映画「トラック野郎」で観た憶えがある。

名前もそうだが、記憶に残るひと。
地元の熊本・九州を中心に活動され、69歳の生涯を閉じた。

合掌。

冠省 戸川純さま

2006年09月20日 | ひと

最近どうしているのでしょう。

めっきり見かけません。
自殺未遂などのニュースもありました。

ヤプーズ、ゲルニカ、かなり聴きました。

こういう女性は、後にも先にも現れませんね。
そうそう、久世光彦氏のTVドラマ「刑事ヨロシク」にも出ていました(笑

この人の魅力を理解できる友人は少ないです。

私は、何を言われようが、好き。

私は戸川純さんが好きなのです。

明川哲也さん

2006年09月08日 | ひと

このひと、おもしろい。

元ドリアン助川、TETSUYAさんといえば、
知っている方も多いだろう。

好きになるか嫌いになるか、どちらかかもしれない。

パンク・ロッカー、詩人、元エロ漫画の原作者…(笑
肩書きはいろいろあるようだが、よーわからん。

現在、「朝日新聞」の生活面で人生相談をしている。
ちなみに本日付の朝刊に載った相談は、「明るく楽しく生きるには…」。

いつもの調子でこたえてゆくのだが、末尾に引用した
寺山修司氏が名馬ハイセイコーへ捧げた詩の一節が印象的だった。
孫引きになるが、紹介したい。


ふりむくな ふりむくな 後ろには夢がない


よし!とりあえず今日を生きよー。

男前なひと、発見

2006年08月24日 | ひと

昨日、新聞を読んでいて、ある記事に釘付けになった。

数学界のノーベル賞といわれている「フィールズ賞」というのがある。
2006年の受賞者に、ロシアの数学者、グレゴリー・ペレリマン氏(40歳)ら4人が選ばれた。
氏は、1世紀にわたって未解決だった難問「ポアンカレ予想」を完全に証明したとされている。

ちなみに、ポアンカレ予想とは、フランスの数学者、アンリ・ポアンカレ氏が
1904年に提示した位相幾何学(トポロジー)に関する予想のこと。
私のようなスポンジ頭のゴム頭では、さっぱりわけがわからんのですけれど。

ペレリマン氏は、2003年にポアンカレ予想を証明したとする論文を
インターネット上に公表し、他の数学者による検証が続けられていたが、
フィールズ賞を授与することで、ポアンカレ予想の解決宣言になるとして注目された。

ここで、ハナシが終われば、ふうんふむふむむむ、で済む。

だが、ここから。


彼は受賞を辞退した。

フィールズ賞の70年間の歴史で、個人的な理由で受賞を断ったのは初めてのこと。
ペレリマン氏は、賞や名誉に全く関心を示さない人物として知られ、
過去に科学アカデミー会員への推薦をも拒否したことがあるそうだ。
国際数学者連合の会長が何度か説得をしたらしいが、考えを変えることはなかった。

ロシア・サンクトペテルブルグで母親と二人暮らし。
ひげもじゃの顔。趣味は、キノコ探しを兼ねた森の散歩。
わずかな貯金と、母親の年金で暮らしている。

「自分の証明が正しければ、賞は必要ない」
「私は数学界から引退した。もうプロの数学者ではない」と語った。

さらに、ロシア国営第1テレビでは、知人の話として、
ペレルマン氏はサンクトペテルブルグ郊外でキノコ狩りに行っている、と伝えている。


おおおおおおお、カッコエエーーーーー、きゃーーーー!!!
なんか、すげえ。オットコ前だ。

私は、あなたの味方です。

ブライアン・ジョーンズを描いた『ストーンズから消えた男』

2006年08月21日 | ひと

ザ・ローリング・ストーンズ。

このロック・グループを知らない人は少ないと思う。

最近のニュースでも、キースが椰子の木から落ちて(笑)公演中止だとか、
ミックの声が出なくなって欧州公演が中止だとか、話題に事欠かない。

さて、ブライアン・ジョーンズという人物を
知っている人は、どれだけいるのだろうか。

ストーンズの創始者、初期のリーダーだったブライアン。
私は、ブライアンが好きだ。

繊細で弱虫。ゆえに、クスリに溺れ暴走。バンドをクビ。失恋。謎の死。
あらゆる楽器をこなすミュージシャンとして、そしてそのセンスはもちろん、
私は、人間ブライアンに惹きつけられずにはいられない。

弱い人間に、ヨワい私…。私が弱い人間だからだ。
強い人間に、ヨワい私…。私が弱い人間だからだ(笑
苦手なのは、ウワッツラだけの人。暖簾に腕押し。カンベンカンベン


この夏、吉祥寺や横浜など、全国で映画が公開された。
ヒマをみつけて、ブライアンに会いに行こうか、と。


シド・バレット、安らかに

2006年07月13日 | ひと

シド・バレット(Syd Barrett)の訃報が発表された。

英BBC放送によると、7月初旬に死去。享年60歳。
死因などは不明のようで、近年は糖尿病を患っていたらしい。

シドは、1965年にピンク・フロイドを結成し、68年に脱退してから、
生まれ故郷の英国ケンブリッジに戻り、静かに余生を過ごしていた。
ほんの数年、まさに一瞬だけ、あれだけのエネルギーを放ったアーティストが、
その後、何を考え、どんな思いで生きていたのだろう。

メンバーたちは、
「バンドの初期を導く光だった。彼の伝説はその後も続いていた」と追悼声明を発表。
「みんなが動揺している」とも語ったらしい。

シドと私は、知り合いでもないし、ましてや友人でもない。会ったことなど当然ない。
全く関係のない間柄だけれど、彼の残した音楽と自分はつながっている。それで充分。

久しぶりに、ピンク・フロイドのファースト、そしてシドのソロ・アルバム2枚を聴きまくろう、と思う。


シド、安らかに。


宮田珠己さんって

2006年07月11日 | ひと

作家・宮田珠己(みやた・たまき)さん。

朝日新聞社の出版情報誌『一冊の本』に、
「なみのひとなみのいとなみ」という連載があるのを、たまたま知った。
今年の4月号から開始されていたのがわかり、一気に読んでみた。

面白い。

『ウはウミウシのウ』『晴れた日は巨大仏を見に』などの
著作があることは知っていたが、文章に触れるのは初めてだ。

仕事や社会に対する考え方、生き方の姿勢など、
自分と共通する「何か」を感じ、急速に親近感を持った。

どんな人なのか、詳しいプロフィールは知らない。
知らなくても構わないが、知っても、それも構わない。てな感じ(笑

まだ、4回ほどの連載記事しか読んでいないけれど、これから楽しみ。

きっと、面白い、はず。
そのうち、著書にも目を通してみよ。


岸本佐知子さんて…

2006年06月11日 | ひと

岸本佐知子さん。翻訳家、訳書は多数。

今のところ、あまりよく知らない。

筑摩書房の月刊情報誌『ちくま』に、エッセー『ネにもつタイプ』を連載中。
毎月すごく楽しみにしている。

・文章が上手い
・無駄がない
・センスが良い
・目のつけどころが鋭い
・発想がフツーでない
・ブッ飛んでいる
・美人かもしれない
・若いかもしれない
・結婚しているかもしれない
・未婚かもしれない
・ええと、ええと、ムニャムニャ

読まれた方はおわかりか。
静かにヒタヒタとモノスゴイものを突きつけられているよう。身動き不能だ。

ホメ殺しではない。スゴイのだ。

毎月、見開き2頁の掌編だが、心を大きく揺さぶられる。
単行本を読んじゃった日にゃあ、どんなことになっちゃうのだろうにゃ。
私、コワい。

岸本佐知子さんは、いったいどんな人なのだろう。

知りたいけれど、知りたくない。
いや、知りたくないと言ったけれど、本当は知りたい。

ファンです。


江口寿史氏に逢いに行く

2006年06月08日 | ひと

といっても、昨日今日のハナシではないのですが、、、
スミマセン。

今年の冬、新刊『江口寿史の正直日記』(河出書房新社刊)の
刊行にあわせて、各地の書店店頭でサイン会が行われた。
面倒くさがりの私だが、「よし!」と逢いに行った。

初めて逢う江口氏はフツーだった。やさしかった。
原稿を落として平気でいられるようなヒトではないな(笑)、と思った。
丁寧な自画像に私の名前を添えてサインをしてくれた。
江口氏のほうからいろいろ声をかけてくれた。
とてもうれしかった。泣くかと思った(笑)。

『ストップ!! ひばりくん』以来のファン。
そう、『週刊 少年ジャンプ』での連載を毎週楽しみにしていた。
休載も多かったが(笑)、そんなときは
次の1週間がとても永く感じられたっけ。

特に好きなのは、『江口寿史の爆発ディナーショー』(双葉社刊)。

寡作だが質の高い作品ばかり。
いや、質の高い作品を目指すゆえに寡作なのだろう。
決して怠けていたり逃げているのではないのだろう、と思う(笑)。

連載が続かない、途中でやめる、などいろいろな噂も聞く。
一緒に仕事をしているヒトたちに迷惑をかけてきたかもしれない。

でも、一読者として私は江口氏が好きだ!
人柄も含めて、その作品たちが!


レトロスペクティヴ・長新太さん

2006年05月26日 | ひと

絵本作家。
1927年生まれ。2005年6月没。享年77歳。

一般的には、『おしゃべりなたまごやき』、『ゴムあたまポンたろう』、
『キャベツくん』などの作品がよく知られている。

その世界はとっても奥深い。

色彩、キャラクター、ストーリー…
ぶっ飛んでいる。サイコーにかっこええ。

中でも、『たこのバス』や『かえるとカレーライス』などの作品群。
すごい。
あえてストーリーの概略説明は割愛する。
すごいのだ。
私は、何回読み直しても驚く。
しかし、子どもは驚かない。
アタマのかたい大人よりも、
子どものほうが受け入れやすいのか。

作品を眺めているだけで、
膠着した日常から開放される。
シンプルにすごい。
大人になると、生きることが複雑すぎるので、
単純なことが見えなくなってしまっているのかもしれない。

たくさんの作品を残された方だ。
絶版も多いが、最近復刊されたものも増えてきた。
うれしい。

今、東京・練馬の「ちひろ美術館」で回顧展が開かれている。
長さんの残した原画たちに逢いに行ってみようかな、と思う。

いや、この機会にぜひ逢っておきたい。