先週金曜から続いている、医師会関係の仕事や会合が、今日は中休みです。
今日、少し嬉しかったのは、メジャーリーグのプレーオフ、ミルウオーキー・ブリューワーズの斉藤隆投手の好投。同点で登板した6回の1イニングを無得点に抑え、その裏味方が5点を入れて、勝ち投手になりました。リリーフピッチャーの勝ち星は、あまり意味がないかも知れませんが、今まで斉藤投手はプレーオフにはいい思い出がなく、勝ち星も今日がはじめてです。
2006年の渡米以来、斉藤投手の所属チームは、ドジャース、レッドソックス、ブレーブスと変わってきましたが、2007年のドジャースを除いて、毎年プレーオフに進出しているのです。しかし彼自身は故障などでプレーオフでは活躍できませんでした。彼が一番凄いピッチングを見せ、オールスターでも投げたた2007年だけ、チームはプレーオフ進出を逃しているのです。
ミルウオーキーという都市は、”ミュンヘン、札幌、ミルウオーキー”という、サッポロビールの宣伝で知りましたが、ビールの産地として有名なのだそうです。ブリューワーと言うのも”醸造者”と言う意味で、ビールにちなんでいます。プリンス・フィルダー(阪神にいたセシル・フィルダーの息子)とブラウンという強打者を擁し、サイ・ヤング賞投手のグリンキーの補強で先発も充実しました。今年の斉藤の役所は、今期急成長したクローザー、アクスフォードと、エンゼルス時代に脅威の三振奪取率でK・ロッドと呼ばれたセットアッパー、フランシスコ・ロドリゲスに次ぐ、リリーフの三番手といったところです。
41歳になり、2007年のように三振の山を築くということはできなくなりましたが、スリーアウト目は、150kmの高めのストレートで空振りの三振を奪いました。この調子で、ワールドシリーズまで行ってほしいものです。