横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

夜間急病センター

2014-04-16 06:20:16 | 院長ブログ

昨日は桜木町の夜間急病センターの当番でした。20時から24時まで、毎日内科、小児科、眼科、耳鼻咽喉科の一次救急を行っています。開業医の希望者が交代で担当しますが、多くの開業医と横浜市立大学の先生も参加してくださって、私に当番が回ってくるのは、年1,2回程度です。

自分のクリニックの診療が終わってから桜木町に駆けつけるので、時間的に余裕がなく、昨日も結局となりのコンビニでおにぎりを買ってそれを夕食とし、ダイエット中の私にとっては願ってもないカロリー制限になりました。

24時までの受付ですが、昨日は患者さんが多く、急性中耳炎や扁桃炎だけでなく、鉗子付きファイバーで取るような喉頭蓋谷の魚骨異物に、鼻出血3人、そのうちひとりはどこかの病院でレーザーで止血してもらったらかえって出血が増え、その後2週間毎日出血して、昨夜は2時間たっても止まらないのでいらっしゃったという手強い出血で、けっこうやりがいのある救急当番で、終わったのは24時をだいぶ過ぎてしまいました。

診療が終わって帰宅すると1時過ぎになり、若い頃は当直でほとんど寝ていなくても、翌日そのまま仕事をして平気でしたが、さすがに今は翌日の診療に差し支えるので、夜間救急の当番は休診日の前日の火曜日限定でやらせていただいて、水用日の朝はゆっくりするようにしています。しかし今回は間が悪く、今日水曜日は中学校の耳鼻咽喉科検診が予定に入っています。でも、有り難いことに、今朝は快適に目覚めたので、まだ体力はさほど衰えていないようです。

 

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スギ花粉舌下免疫療法 延期される

2014-04-01 09:44:40 | 院長ブログ

4月1日、新しい年度が始まります。やはりこの日は、気持ちも新たに、また1年しっかりやっていこうという思いがします。

ひとつ残念なニュースが入ってきました。スギ花粉症に対する舌下免疫療法のエキスの薬価を、国が決められなかったとのことです。簡単に言えば、薬の保険点数が決まらなかったということですが、点数(価格)が決まらないということは、発売できないということです。

今回決まらなかたので、発売は早くても10月以降になり、治療開始は花粉飛散期を避け、花粉飛散前に維持量に達しておく必要があるため、5月から10月に開始することが推奨されているので、来季の飛散にも間に合わない可能性が高くなりました。

この治療法をお待ちだった患者さんも多かったので、私は残念に思います。

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