横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

高額療養費

2011-11-30 23:32:12 | 院長ブログ

午前中は1ヶ月ぶりにテニス。午後は税理士さんにクリニックに来てもらいました。

夜、家族から高額医療費について質問があり、Wikipediaの高額療養費のサイトを見せながら説明。病気で入院して大きな手術をしても、部屋などを選ばなければ、一般の人であれば、下に示すように、最高月に10万円程度の支払いですむ制度です。 

一般(被保険者の標準報酬月額が53万円未) : (10割相当医療費-267,000円)×1%+80,100円  

日本では、アメリカのように、暴漢に襲われて大けがを負ったら、医療費の支払いのために破産して家も仕事場も失ってしまう(”恋愛小説家”)とか、子供の命を救う手術が健康保険がそれをカバーしていないという理由で受けられず、職員を人質に病院を占拠して子供が手術を受けられるように迫る(”ジョンQ最後の決断”)とかいったことは、起きません。

もちろん日本の医療にも改善されるべき点は多々あるのですが、誰でも医療を受けられる日本の医療制度は、アメリカに比べると、かなり優れたものです。金持ちは最高の医療が受けられるけど、そうでない人はまともに医療を受けることもできない、アメリカのようには、なって欲しくないものです。

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フェデラー

2011-11-29 08:32:13 | スポーツ

世界の8強だけが参戦する、ATPファイナルは、今年もロジャー・フェデラーの優勝で終わりました。フェデラーは、ここ3戦すべて優勝です。コートの条件、ジョコビッチの不調はありましたが、それにしても見事なものです。

3連勝の1勝目はスイスインドア。錦織圭選手が決勝の相手でした。考えてみれば、錦織選手も、8強のうちベルディヒ、ツォンガ、ジョコビッチに今年勝っているのですから、たいしたものです。

フェデラーはATPファイナルは6度目の優勝、これでレンドルとサンプラスを抑えて、史上一位です。

かつて日本でもテニスの人気が高かった時期がありました。マッケンロー、コナーズ、ボルグ、レンドルが同時期に活躍していて、この四人を日本に読んできて、試合をゴールデンタイムに放送するという企画などもありました。テニスファンにとっては幸せな時代でした。

最近は地上波でテニスを見られる機会はほとんどなくなりましたが、衛星放送、ケーブルテレビで、いろいろな試合を見ることができます。フェデラーのプレイをライブ放送で見られる現在も、また幸運と言えます。

 

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稀勢の里と隆の里

2011-11-28 19:10:34 | スポーツ

稀勢の里が大関へ。場所の直前に師匠の元横綱隆の里の鳴戸親方が急死したのを乗り超えて、今場所は10勝でしたが、大関昇進が確実とのことです。

隆の里は私が最も好きな力士のひとりです。土俵の鬼初代若乃花の双子山親方に見出され、親方の郷里でもある青森から、もうひとり横綱になった2代若乃花になった少年と同じ夜行列車で上京。糖尿病を発症して出世は若乃花に遅れましたが、病気と闘いながら、ついに横綱に。常に正攻法で、遅咲きの横綱として、同時期に横綱になった千代の富士に当時唯一対抗できる力士でした。それも、いつも大横綱千代の富士を力で圧倒し、見事な、美しいとさえ言える勝ちっぷりでした。

横綱隆の里の全盛期は短く、勝てなくなってからもなかなか引退しなかったため、悪く言われた時期もありましたが、簡単に諦めるような人間なら、糖尿病になった時点で力士を諦めていたでしょう。私は、最後まで、自分が納得するまで、続けて欲しいと思っていました。

親方になっても、協会の幹部になるようなことはなく、そのかわりいい力士を何人も育てました。稀勢の里も、引退した隆乃若も、師匠ゆずりの正攻法、気持ちのいい相撲をとります。亡くなる直前弟子に暴力をふるったと問題になっていましたが、無理偏に拳骨と書いて兄弟子と読むという相撲の世界で、鳴戸親方は特別厳しかったでしょうが、鳴戸親方に限っては、それはすべて弟子のためであっただろうと思わせるような、生き様の親方でした。

稀勢の里も、師匠のような力士になって欲しいものです。

 

 

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完全休養日

2011-11-27 23:55:25 | 院長ブログ

やらなければならない用事は他にも残っているのですが、この数週間フリータイムがほとんど無く、精神的にちょっと煮詰まった感じだったので、今日は久しぶりに完全休養日にしました。

昼食は久しぶりにRanniで。インド家庭料理の店でクリニックにも近く、好きな店ですが、平日はなかなか行けません。

午後は、坂の上の雲の再放送を見て過ごしました。司馬遼太郎の原作を、亡くなった野沢尚さんが途中まで脚本を書いたドラマですが、見応えがあります。一昨年第1部、昨年第2部がそれぞれ12月に放送され、来月最終第3部(第10回から13回)が放送されます。

夜は嬉しいニュースもあったりして、良い1日でした。

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神奈川県慈大耳鼻咽喉科会

2011-11-27 22:31:14 | 院長ブログ

暖かくて、耳鼻科の冬らしくない日が多いですが、昨日は風邪や中耳炎の患者さんが、例年並みに多かったです。

昨日は診療が終わったら、ホテルニューグランドへ。神奈川県の同窓の耳鼻科医の会で、小児の超音波検査の話をさせていただきました。例年は教室出身の現役の教授や准教授に講演をしていただくのですが、今年は春に仙台で予定されていた日本耳科学会が延期になり、その学会が今週沖縄で行われて日程が重なってしまったため、私にこの役目が回ってきました。放射線被曝なしに、副鼻腔炎を確定診断できる超音波検査ですが、あまり普及していません。

この歳になると、先輩から厳しいアドバイスをもらえる機会など、まずないのですが、この会だけは違います。大先輩方から見れば、私などまだ駆け出しのようです。でも、若い頃いろいろお世話になった先生方が今もお元気なのは、本当に嬉しいことで、私はこの会はけっこう好きなのです。

 

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