横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

ベイスターズの先発投手

2011-05-11 17:38:44 | スポーツ

今日は雨。午前中は小学校の健康診断。昼は久しぶりにRAANI。午後はクリニック階段工事の続き。

最近ベイスターズは4連勝と好調ですが、現在の最大の問題は先発投手です。

予想されていた先発ローテーションは、三浦(3)、清水(10)、山本(オリックス:8)、大家(7)、リーチ(新外国人)、高崎(1)の6人でした。括弧内は、昨年の勝ち星です。新外国人リーチを除いた5人の合計は29勝です。優勝には80勝前後が必要です。もともと全く足りていませでした。

ところが現在、リーチは地震のあと帰国したまま戻ってこない、清水は故障、ベテランの三浦、大家は不調で、予定の6人のうち、1軍に残っているのは山本と高崎のふたりだけです。

ふた枠を、真下(高卒2年目、先日虫垂炎で入院したが、手術はせずに復帰して、昨日プロ初白星)、須田(新人。未勝利)が埋め、あとはいろいろな投手が入れ替わり立ち代わり出たり、通常中6日でローテーションするところを中4日にしたりして、凌いでいる状況です。毎日誰が先発するか、発表されるまで分かりません。

横浜ベイスターズに先発投手が足りないのは、今に始まったことではありません。1998年の優勝時の先発投手も、川村投手を除けば、三浦投手も含めて、大洋ホエールズ時代に入団した投手でした。1993年ベイスターズが誕生して18年の間に入団した生え抜き投手の二桁勝利は、川村投手(現2軍投手コーチ)が2回、吉見投手(現ロッテ)と戸叶投手がそれぞれ1回、この3人だけです。18年間でたった3人、4回だけです。これはちょっと、異常です。ドラフトの失敗なのか、育成の失敗なのか。

しかし、今期は希望があります。高卒2年目の投手が、先発で勝利をあげたのは、ベイスターズ始まって以来のことです。高崎も、まだ今期1勝ですが、安定した投球は、2002年の吉見投手以来の生え抜き二桁勝利投手の誕生を期待させます。クローザーの山口投手は逸材ですし、今期は中継ぎ投手陣が久々に揃っているし、打線もそれほど悪くないので、先発投手が勝利をあげやすくなっています。新人の須田や、田中(21歳)、阿斗里(21歳)にも期待したいと思います。

 

 

コメント (2)
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