ひまわりの夢企画

神戸 ひまわりおじさんのブログ

ひまわりおじさんの熊本地震その36

2016年07月06日 | お茶わんプロジェクト熊本

ひまわりおじさんの熊本地震 その36

お茶わんプロジェクト その30

 6月21~30日 第3回 熊本支援活動のご報告3

全国から食器を提供された方々に感謝の意も込め、配布方法の手法を公開します。

6月22日、益城町役場の担当者と話し合い、23日に役場の西隣にある益城町営

辻団地の集会所を使って無料食器市を開催できる事になりました。

そこで短時間での近隣住民への告知活動に知恵を絞りました。

まず、役場の協力も頂き、400枚のチラシと10枚のポスターを作りました。

丁度、兵庫県立舞子高校の環境防災科の1年生が災害ボランティア実習で熊本に

来ていました。そして益城町のボラセンが豪雨のため受け入れを中止したという事で

何か安全なボランティア活動はないか?とひまわりおじさんに連絡がありました。

そこで閃いたのが、無料食器市のチラシ配布でした。すぐに同行していた校長先生の

許可が下り、午後から益城町役場前にバスで高校生が応援に来てくれました。


実は、ひまわりおじさんは年に1回、この生徒たちに「災害ボランティアの体験談」を

授業の一コマとして講義していて、もう10年になり、非常勤講師の辞令も頂いています。

内緒ですが…。笑い。


という事で話がながくなりましたが、当日の写真をご覧ください。


写真1 益城町営辻団地に集まった舞子高校生、手にしている大きな方がポスター

   小さな方がチラシです。

写真2 近隣にチラシ配りをする生徒さん。写真の左にコイン精米機営業中「ISEKI」の看板があり   

    ますが、益城町に井関農機の工場があり、その一部を借りて益城災害ボランティアセンター 

    があります。



写真3 団地の掲示板にポスターを貼っているところです。

    実はこれ、「テレビ熊本」8チャンネルの映像を写真で撮ったものです。テレビ熊本の記者  

    の方には無理を言って、食器市の前日に流してもらいました。マスコミは応援団です。

 

写真4 そのポスター    

*こうして食器配布の準備をします。

この先は、次回にアップします。お楽しみに。


ひまわりおじさんの熊本地震 その35

2016年07月06日 | お茶わんプロジェクト熊本

ひまわりおじさんの熊本地震 その35

お茶わんプロジェクト その29

 6月21~30日 第3回 熊本支援活動のご報告2

写真1 益城町の災害ボランティアセンターです。

   井関農機の敷地内に、場所を借り設置しています。


写真2 益城町の役場です。

   よく見ると歴代村長の像が、傾いています。庁舎は使えません。

   掲げられた標語が、むなしくも見えます。


写真3 その隣に出来た仮設庁舎に入ると、阪神・淡路大震災記念館「人と防災未来センター」の      

    ゼッケンをつけた人の姿がありました。

    実は、ひまわりおじさんは、ここの語り部ボランティアを設立以来しています。



         思わず声ををかけると、「なんで、ひまわりおじさんがここに?」と、振り向いて

    驚いていました。彼らは震災の復興支援の手法を研究しているプロフェッショナルです。

    私は「震災語り部」のボランティア、普段は同じ建物の中でそれぞれの役割をしています

    が、災害が起こると彼らは、被災した自治体に国交省と兵庫県から派遣され、自治体の復興

    支援活動を補佐します。私たちは市民の復興をボランティアで支援します。

    目的はそう変りないのですが、給料が出るか、出ないかの大きな違いがあります。


写真4 役場の隣にある屋敷の石垣が崩れています。そしてその隣の建物が益城町営辻団地です。


写真5 役場の協力を得て、この辻団地の集会所を使い24日に、無料食器市を開催することに

    なりました。団地は大丈夫でしたが、付近の住宅はブルーシートに覆われ、全壊もしくは

    半壊でした。