朝の検温では、36.7℃とだんだんと平熱になってきました。それでも昼を過ぎると37℃に近づいていくので、体を動かすことで内部の傷が熱を持つようになるのかもしれません。
この日の風呂ではお尻の傷口周辺を手で洗ってみました。浸出液が乾燥してくっついていたようで、ボロボロと皮膚からはがれていきました。シャワーを背中に当てながら、流れるお湯で少しずつ洗ったのですが、それでも傷口の痛みというものはありませんでした。傷口そのものを触らなければ痛みは出ないようです。
風呂から出てタオルでお尻周辺をふくときも、ポンポンと軽く触れる程度にしておきます。タオルに浸出液がつくわけではないので、ダラダラと流れ出るということはないようです。
お尻に当てているガーゼは相変わらず汚れるのですが、風呂に入って傷口周辺を洗えたことで、少し安心できたので、退院しても大丈夫かなと思えるようになりました。退院するには家から車で迎えに来てもらう必要があり、その時間を考えると、3日後の退院が都合が良いので、そのことを看護師さんに伝えました。主治医からもその日の退院で問題ないとのことで、結局当初の予定通り、入院から3週間経過した日が退院する日となりました。
入院前は術後の感染症とか腸閉塞といったことがおこらないか不安ではあったのですが、これまでのところ何も起こらずに退院できることになってよかったです。