1月の中旬ごろに、地域のスポーツ大会がありまして、「参加人数が足りないから」、ということで、近所の方からお願いされて、自分も参加しました。
そのころは前回のレミケードから1カ月ほど経過しただけだったのですが、寒さの影響からか、1日に何回か粘液が出たりと、どうにもすっきりしない状態でした。しかし、軽い運動程度ならできないこともないので、室内のソフトテニスのようなスポーツ大会もそれなりに頑張って、普段の体力不足を実感したりしながら、無事に終えました。
その次の日から、筋肉痛が始まりまして、特にお尻から足にかけての筋肉が痛くなりました。
それから2週間たって、お尻の痛みが完全にひかないなぁ、と思いながらも、朝起きてトイレに行くと、渋り腹が発生。お尻の痛みもなんだか直腸周囲膿瘍の手術跡当たりが特に痛い。
そんな痛みに我慢しながら、会社に行くも、途中でコンビニによってトイレに行かなくてはいけないほどに状態が悪化していました。
その次の日からは熱が出始めて、高いときは40℃近くにもなりました。
近所の個人医院にも行ってみましたが、インフルエンザの検査で陰性が出て、軽い抗生物質をもらっただけで、一向に熱もお尻の痛みも引かなくなりました。
いつもレミケードをうける病院は大病院なので、予約なしで行くといろいろと時間がかかるので、行くのをためらっていたのですが、高熱が1週間つづいたことで、意を決して行ってみることに。
大病院では、まずは血液検査でCRPが16あることを確認し、CTで直腸周辺に膿があることを発見。また手術が必要か、と少し落胆していたのですが、まずは炎症を抑えることを優先して、レミケードを1週間以上早めてくれることに。
そして、なんとあれほど下がらなかった熱はレミケードを受けたその日の夜にはすっかり下がってしまいました。炎症だけで高熱が出るというのは、初めての経験だったのですが、よほどひどかったのかもしれませんね。
ただ、少しある膿はレミケードで衰えた免疫では抑えられなくなったのか、お尻に大きなしこりとなって腫れあがりました。
座っているのもつらいほどになり、担当医からも抗生剤で良くならなければ手術で膿を出すことになる、と告げられました。
ああ、結局入院して手術か、とまた落胆したのですが、それから4日たつと、あれほど腫れていたお尻がしぼみ始めて、いまでは座るのも問題ないくらいになりました。そのおかげで、1カ月様子を見て、問題なければ手術もいらない、ということになり、安堵しています。
たまっている膿はそれほど大きくなかったようなので、抗生剤だけでも効果があったのかもしれませんね。
今回の急な悪化は、一時的にでも激しい運動をしたことで、炎症部分に圧力がかかってしまい、直腸に小さな婁孔ができてしまったのかもしれません。
炎症が強いときには運動にも注意が必要ですね。