潰瘍性大腸炎の人でネットで情報収集をしている人なら一度は聞いたことのあると思われる広島漢方。
正確には広島にあるスカイクリニックが処方している漢方薬です。
このブログでも過去に広島漢方について書いていますが、最初に漢方を飲んだのは7年前。
まだスカイクリニックになる前です。
広島には前泊して、次の日に午前9時ごろから骨密度の検査などをして、先生の説明を聞いて、漢方を受け取り、広島駅に行く途中に原爆ドーム近くの公園(平和公園とかいうんですかね?)で2さじ分を飲んだことを思い出します。
そのときは効果抜群で2週間ほどすると辛い渋り腹はなくなり、2か月ほどで1日の便回数は3~4回程度になり、半年もすると1日の便は2回程度になり、トイレに行きたくなるという切迫感はほとんどなくなっていたと思います。
途中で再燃することもありましたが、それほど長期化せずに抑えることができていたと思います。
潰瘍性大腸炎に限らず、病気はストレスに大きく左右されるものですが、自分の場合も5年前に転職したときは、最初のうちなんとか新しい環境に適用しようと夢中だったためか、それほど悪化しなかったのですが、徐々に再燃に近くなり、最後にはステロイドを使うことになりました。
その転職先は自分の仕事に対する考え方等が合わなかったこともあって、1年ほどで辞めました。すると、再燃状態でひどかった炎症が徐々に治まり、新しい転職先も見つかって(ここは仕事のやり方が自分にあってました)、また漢方だけで炎症が抑えられるようになりました。
それから半年ぐらいは大丈夫だったのですが、転職を繰り返したことで、年収が下がり、貯金を崩しながら月々のやりくりをしなければならなくなったことが新たなストレスになりました。
そのストレスからか、またステロイドに頼らないといけない状態に戻ってしまい、2013年にはクローン病に診断が変更されました。
ステロイドを服用してはいたのですが、医者の指示を無視して自分の判断で減量していき、一旦は0にするということをしていました。
このときも広島漢方は服用を続けていました。ストレスのあまりない状態であれば、広島漢方だけで寛解を維持できるのでしょうが、自分には日ごろのストレスが強かったのか、広島漢方だけではどうにも炎症が抑えられなくなり、ついついステロイドに頼ってしまうということを繰り返しました。
その結果、直腸の狭窄を起こし、入院・手術となってしまったのです。
広島漢方は効果があるか、と聞かれれば、間違いなく効果はあると言えます。しかし、どんな薬でも効果は個人差はあります。それは作用がはっきりしていない漢方薬では大きくなるのかもしれません。
自分は今はレミケードで治療を受けているので、広島漢方をやめてしまいましたが、ペンタサやステロイドでは抑えられない人、特にステロイドの副作用が問題になる若い人は試してみてもいいんではないでしょうか。
潰瘍性大腸炎からクローン病に変わったころから、漢方の効き目が弱くなった気がします。2つの病気で何が違うのかはまだ分かりませんが、漢方に対する耐性ができてしまったのか、それとも、潰瘍性大腸炎が進行してクローン病となりって漢方が効かなくなってきたのかが分かると、病気の解明にもつながるのかもしれませんね。
ただ、一つ言えることはストレスは影響が大きいです。自分には仕事のことや家計のことなどストレスをうまくコントロールできなかったために、広島漢方の効果を薄れさせてしまったのではないかと思います。
薬の効果を最大限にするには、まずはストレスをコントロールできるようになることが大事かなと思います。
自分の経験から、そのようなスキルを身につけて、他の人にも教えられるような仕事をしたいですね。
私も広島漢方を服用して4か月経つものですが、効果は、1か月程度で現れたのですが、最近、ストレスがあり、漢方を増量してもなかなかパッとせず、ステロネマを使用してしまいました。
やはり、漢方を服用しててもストレスには、かなわないのでしょうか?
4か月の服用で、効果がいまいちなんですね。
私も体が漢方に慣れる必要があったのか、じわりと効いてきたって感じでした。
私にとっても、ストレスは症状を大きく悪化させました。
特に、転職とか人生の方向転換をするときは頭では新しい挑戦だ!と意気込んでも、心の奥底でプレッシャーを感じていたのかもしれません。
あのとき、誰かに本音で話すことだけでもできていたら、少しは楽になってたかなってことは思いますね。
ピロさんもストレスをコントロールする自分なりの方法を探してみてはどうでしょうか?