巨大な質量を持つ天体が自転すると周囲の時間と空間(時空)が引きずられるという、アインシュタインの一般相対性理論から導かれる現象が実際に地球で起きていることを初めて確認したと、米航空宇宙局(NASA)が21日発表した。
NASAは、地球上空を周回しながらレーザー信号を地球とやりとりする人工衛星2基の軌道のずれを、過去11年のデータから精密に測定し、1年間に約2メートルずれていることを確認した。理論的に予測される結果ともよく一致していることから、このずれが引きずり効果によるものと結論付けた。
【時空の「引きずり」初確認 NASA】
時空を引きずるって事は時間なんかもずれてくるという事かな。重力で光も曲げられる事は知られているから新しい発見ですね。これを応用するとタイムマシンも可能かも。