「理想国家日本の条件…」

2015/05/09 に公開
昭和20年6月5日特攻隊出撃命令を受け、
知覧へ向かう途中で終戦を迎える。
戦後、特攻で散った隊員の慰霊を行うことを決意。
当時、反対する勢力も多く、困難を極めた。
しかし諦めずに賛同者を増やした。
畑しかなかった観音堂周辺は、徐々に慰霊の場と変わった。
同じく元特攻隊員の板津氏が全国から特攻隊員の遺品を集め、
その後、特攻平和会館が建立される。
現在では年間180万人がここを訪れる。
戦後70年間、人生をかけて慰霊、顕彰に尽力されている。
知覧戦没者慰霊祭は今年61回目。
【大西中将】
いまや日本が滅びるかどうかの瀬戸際である。この戦争は勝てぬかもしれぬ。
しかし、青年たちが国難に殉じていかに戦ったかという歴史を
記憶する限り、日本と日本人は滅びない