21日(日)の「児玉清追悼番組」の録画を失敗してヘコんでる。
「アタック25」の時間帯に放送されたもので、「アタック25」は毎週録画に設定してるので、当然録れているものだと思っていた。
タイトルが変わると予約もキャンセルされるんだな。
最新機器、便利なようでそうでもないようで。
人気の小説を映画化する際、脚本や演出によって原作の良さを引き出せない、というか台無しにしてしまうというケースがままある。
宮部みゆきの傑作小説「模倣犯」を森田芳光監督がメチャクチャにしたように。
昨日、WOWOWで録画したのを観た「笑う警官」も正にそう。
原作は読んでないのだが、評判の作家(佐々木譲)と作品だし、同じ作者の「警官の血」のドラマ化もけっこう面白かったので、ついつい油断して観てしまった。
……
それなりの俳優陣も使っているのに、どうしたらこんなにつまらないものが作れるんだ?っていう駄作。
時間がもったいなかっただけだ。出だしから「何かリアリティがないなあ」とは感じていたんだが、思い切って途中で観るのをやめるべきだった。
監督・脚本=角川春樹。
このクレジットにもっと敏感になるべきであった。不覚……
一昨日読んだ「阪急電車」は面白かった。
文庫解説が児玉清さんということもあり買ったのだが、期待以上の作品。久々に心が温まる小説だった。
映画も観てみたいなという気になったのだが、まさか「笑う警官」みたいなことはないだろうな。
監督=三宅喜重、脚本=岡田惠和
まあ、大丈夫だとは思うけど、しばし考慮中。