真・旦那奇行

変な旦那と可笑しな幼児の愉快な日常(?)

スプーン曲げ

2011年07月12日 | 旦那話
晩御飯のあとで、何でか突然娘さんが

「ちょうのうりょくする」

と言う。

ティッシュの箱を前に置いて、ハンドパワーで出てるティッシュを揺らして見せようということらしい。

「はあぁぁぁぁ~」

すると、ゆらりとティッシュが揺らめく。

ドヤ顔の娘。

どう考えても扇風機の風です。

そこで、扇風機を止めてもう一度。

「はあぁぁぁぁ~」

あまりに娘が不憫になり、横から息を吹きかける母心。

叩かれた。
ずるしないで、と叩かれた。

そんな無茶な。
母ちゃん扇風機ないと死にそうだよ。

すると今度は旦那が「スプーン曲げする!」と言いだす。

どうして今さら…。
と思っていると、娘さんがスプーンを用意。

「この前会社で曲がった!!」

何をやってるねん。

聞くと、タモリさんの番組でスプーン曲げをしたらしく、出てきた人の言うとおりにすると、同僚も一緒にスプーンを曲げちゃったらしい、会社のスプーンを。

スプーンに意識を集中させ、それが柔らかいものだと思い込む旦那。

「やわらかいよ、すぷーん、やわらかくなるんだね!!」

横から娘がいちいちうるさい。
精神集中できない旦那は何度も娘に静かにするように言う。

「さぁ、きたぞ」

何がだろう…

「はぁ~」

スプーンに指をかけ、くにゃっと…曲がりませんよ。

どういう理屈でスプーンを曲げようというのだ、旦那。
昔はよく「念力でスプーンの一番弱い部分の金属の分子を振動させ、結合を緩めてどうのこうの」とかあったけどさ。

「柔らかくなるって思うんだって」

(゜_゜;)?

「スプーンに柔らかくなれって思い続けるとそれが伝わって、スプーンが柔らかくなった気持ちになるんだって」

Σ(゜皿゜;)

スプーンが柔らかくなった気持ちになるんだ…( ´,_ゝ`)プッ

このあと、旦那は4回ほどチャレンジしてましたが、結局スプーンは曲がりませんでした。

会社のスプーン、相当古いんじゃないのか?


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