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般若心経の解説9、"舎利子"

2016-04-15 13:02:55 | 般若心経
🍀般若心経の解説🍀9


🌸🌸「舎利子(しゃりし)」🌸🌸


舎利子は、2回目の登場🌸です。

それで、ここでは彼の人となりを違った側面から紹介😄することにしましょう。

舎利子はお釈迦様☀️の仏教教団に入信するさいに、
親友の目連(もくれん)(お盆の行事はかれと関わりが深い)をさそい、

さらに、それまで師とあおいでいたサンジャヤの弟子250人とともに、ブッダに帰依🍀したといわれます。

そして、舎利子🌸は木連とともに草創期の仏教教団の中心的💓な人物として、
その運営をお釈迦様☀️からまかされました。

お釈迦様☀️は、かれに実子ラーフラの比丘僧(びくそう)としての教育🍀を任せたほど、舎利子🌸に対する信頼は篤く、

自らの後継者と考えていたほどでした。💕

しかし、

彼は病(やまい)を得て、
お釈迦様☀️より先に亡くなったといわれます。

彼は、思索型☁️☁️の人にして、天才肌⚡️で、

とくに智慧✨がすぐれていましたので、

お釈迦様の十大弟子のなかでは

「智慧第一」

と称せられ、尊敬されています。🌸

興味あることに、最近の研究によりますと、

ジャイナ教(仏教とほとんど同じ頃起こったマハーヴィーラを開祖とする宗教)の古い聖典では、

仏教は、お釈迦様☀️の教えとしてではなく、
舎利子🌸の教えとして伝えられていたと言うことです。

つまり、舎利子🌸が最初期仏教の指導者として

ジャイナ教たちからは見なされていたという
驚くべき事実が、中村元博士によって指摘されています。


この事実🍀を見ましても、かれが、いかに優れ、

また仏教教団🌸の中心的存在として、いかに活躍していたかを知ることができます。

しかし、大乗仏教☀️は、そのことをふまえて、

また異なる評価を、かれに与えています。

多くの大乗経典📚は、

大乗の深い意義には、智慧第一の舎利子も及ばないと説いて、

彼の名前を挙げつつ、

かれを斥(しりぞ)けることによって、

大乗経典📚の権威づけ👑を行っているのです。

もしそのことを舎利子🌸が知ったら、

かの世で、きっと苦笑していることでしょう。😄


(「あなただけの般若心経」より)


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