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般若心経の解説22、"乃至無老死"

2016-05-03 17:47:09 | 般若心経
🍀般若心経の解説🍀22


🌸🌸「乃至無老死(ないしむろうし)」🌸🌸


「ないし、老死も無く」

この理解も「無無明」と同じです。☀️

「ないし」の語には、

(2)行(ぎょう)(潜在的形成力)
(3)識(しき)(認識作用)
(4)名色(みょうしき)(名称と形態)
(5)六入(ろくにゅう)(六つの領域)
(6)触(そく)(接触)
(7)受(じゅ)(感受)
(8)渇愛(かつあい)(妄執)
(9)取(しゅ)(執著)
(10)有(う)(生存)
(11)生(しょう)(生まれること)

の、十の項目が含まれていると見なされます。🌸

それぞれの詳しい説明は、煩瑣にわたりますので、
ここでは省略することにします。😄

この十に、

(1)無明(無知)と
(12)老死(老い死ぬこと)を加えますと、

十二の項目がみたされます。🎵

いわんとするところは、

(12)の老死の苦しみは何に縁(よ)って起こるのか?🍀

(11)生💓によってである。

では、その生は何に縁って起こるのか?…😄

と、どんどん考えていって、最終的には、

(1)無明 にぶちあたる、という考え方です。🎵

この考え方は「縁起説(えんぎせつ)」と呼ばれ、

仏教🌸の基本的な、そして最も重要な思想の一つともなりました。☁️☁️

ここで述べました十二項目は、

「十二支縁起(じゅうにしえんぎ)」
とも
「十二因縁(いんねん)」

とも呼ばれています。

この十二縁起説🌸は、

お釈迦さま☀️のころから、あったのではなく、

のちの教義学者📖たちによって、
まとめあげられたものと学者はいいます。🎵

さらに、この解釈🌸をめぐって学者たちは意見を異にしています。😄☀️

ここでは、わたしたちは最初と最後の項目、☁️☁️

つまり「無明」と「老死」にのみ注目👀することにしましょう。

老い死ぬことの苦しみは何にもとづくのか?

それは無明、すなわちこの世のありようの無知によるのである、と。

きわめて、スッキリした見方ではありませんか。😄

さて、十代、二十代、三十代では
美しさ🌸・若さ🍀を誇り、

頭では、老いや死ぬことは理解できても、
肌で感ずることはほとんどないでしょう。😄

四十代、五十代の坂を越え、

六十代、七十代を過ぎますと、

ヒシヒシと身にこたえてきます。☀️

生きとし生けるものは、
すべて老死😇を迎えなければならない、😄

という道理🍀を知れば、

老死の苦しみを離れることができる、☁️☁️

と、お釈迦さまは、説かれるのですが、
これが、なかなかむずかしい。😄🎵


(「あなただけの般若心経」より)

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