10年前の2004年の今日3月23日は「さとうきび畑」の作者、音楽家寺島尚彦氏が逝去された日です。 寺島尚彦氏は1930(昭和5)年6月4日 栃木県生まれ、東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業し、洗足学園音楽大学で教鞭を取りました。1964年に寺島氏は初めて沖縄を訪れます。そして観光ガイドと一緒に南部を観光します。 沖縄の青い空、白い雲、エメラルドグリーンの珊瑚礁、そして青々と葉を伸ばすサトウキビ畑。そのときガイドが寺島氏に「この畑の下に、まだ多くの戦没者の骨が眠っているのです」と伝えました。 それを聞いた瞬間、目の前に広がっていた原色に塗られた風景が一瞬にしてモノクロームに変わった、といいます。 そして、呆然と立ち尽くす寺島氏の耳には、サトウキビ畑を渡る風の音だけが残りました。 こうして、ざわわ、ざわわ、で始まる「サトウキビ畑」が生まれました。1967年に発表された「サトウキビ畑」はたくさんの歌手によって歌われ、多くの人たちの心を打つ名曲となりました。
最新の画像[もっと見る]
- R.J.ロベルトソン号、遭難 10年前
- R.J.ロベルトソン号、遭難 10年前
- R.J.ロベルトソン号、遭難 10年前
- 宮森小学校戦闘機墜落事故 10年前
- 宮森小学校戦闘機墜落事故 10年前
- 護佐丸の日 10年前
- 護佐丸の日 10年前
- オリオンビール誕生日 11年前
- 黒糖の日 11年前
- 5月8日はゴーヤーの日 11年前
こういうことが二度と起こらないことを祈ります。
沖縄の苦しさが今も続く現実を 知らねばと思います。
秋には 沖縄に孫がまた 増える予定です。
灰谷さんの本を読み聞かせて育てた娘が すっかり沖縄の人になりました。
沖縄のウ-ジ畑で意識の変革が起こり、多くの方々の心に感動を与る音楽を作られた。
このお話を読ませて頂く度に胸を打たれます。
冒頭の写真、ずっと続くウ-ジ畑、見事な写真ですね。
今、刈り取りが終わってこの風景ではありませんが、そろそろ、灼熱の太陽の季節が始まります。
お写真の風景がもうすぐです。