秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

枯れ蓮池の辨天堂

2024年01月22日 00時08分09秒 | 日記

灯にうかぶ 辨天堂や 枯れ蓮の池  
            上野不忍池



 夕暮れの荒涼とした枯れ蓮池に、辨天堂が灯りに浮かび上がっていました。ハスの花托が一つ、写真下中央に写っています。
 光の中の辨天堂は暗い世の中の救いのようにも見えます。江戸時代の人々がこの光景を前にすると、心から手を合わせるのではと思いました。
 辨天堂のご本尊は「八臂辯才天(はっぴべんざいてん)」で、八本の腕があり、手に手に煩悩を破壊する道具を意味する武器をもたれているとのこと。


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